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永瀬side
＿ガチャ
高「ふぅ〜、たっだい...って返事してくれる人いないか」
永「ほら、はよ紫耀ん部屋行くで？」
高「はーい！」
偶然、同じ時間帯に仕事が終わった俺と海人。
LINEしてみると、他の3人はもう少しで帰ってくるようで、それまでの間は俺らで紫耀の面倒見んとな。
長いこと1人にしていたけど、大丈夫やったかなー...。まぁ、おたふくって俺の経験上めちゃくちゃしんどい訳では無かったし、大変な事は無いと思うねんけど.....。
そう、少し軽く考えながら、部屋に向かった。
けれど＿＿
永「ッ、紫耀...！？」
そんな軽い、訳が無かった。
部屋に入りベッドに近付くと、まず目に入ったのは朝より明らかに腫れ上がった頬ら辺。それに、頬は真っ赤に染まっていて＿＿....
高「しょお！？大丈夫ッ？」
永「廉もおるで？しょお？分かる？」
ベッドサイドにしゃがみ込んで、ゆっくり声を掛ける。すると、辛そうに閉じられていた瞼がほんの僅かに開いた。
水分を多く含んだ瞳。少しの間視界をさまよい、やがて、ゆらゆらと瞳の中に俺らを捉えた。
すると＿＿
平「ぅ....ｯ、ﾋｯ..ぃ、たぃ...ｸﾞｽｯ、ﾋｯｸ...」
涙を両目からボロボロ流して、嗚咽混じりに頻りに「痛い」と言い出した。その間にも、痛むんか顔を何度も歪める。
永「ッ、ごめんなぁ....1人で、よう頑張ったなぁ.....」
後悔した。
幾ら紫耀が大丈夫って言っとっても、念の為1人くらい休んで側に居てやれば良かった.....。
紫耀は迷惑とかそういうの考えて無理するやつやから、大丈夫大丈夫って押し切るに決まっとるんや。せやのに、俺がその言葉をそのまま受け止めて仕事に向かったから＿＿
永「紫耀？どれくらい、痛いん....？」
平「ｸﾞｽｯ、しゃべ、って、たり....ｯいろ、いろ....」
永「ご飯は、お昼食べれた？」
平「、んん....ｯ」
永「そか.....。1人にして、ほんまに、ごめんな...ｯ」
もし居てやれば、飯だって食えそうなものを作って食べさせて、薬だって飲ますことが出来た。
ここまで、涙が止まらんくなるくらいまで痛みが酷くなることも.....冷やしてやってれば無かった。
おたふく....大人のおたふく風邪を、軽く見とった。
今からは、その苦しませてしまった分、しっかり看病するから......。
永「、ここ...湿布貼って、冷やそうね。待っててな」
この時の俺らは、知らんかった。
紫耀にもう一つ＿＿試練があった事を。
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しぃ(プロフ) - いのひかゆうやさん» いのひかゆうやさん！！ わざわざコメント下さってありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ 予定より長くなってしまいましたので、少し読みにくくなってしまったかも。。。 少しでもご期待に添えていられていたら、本望です(*´v`*) (2019年2月20日 22時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
いのひかゆうや(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: ea5a7786b3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - TV好きさん» いえいえ(*´▽`*) 遅くなってしまいますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね♪ 面倒お掛けしますが、宜しくお願い致します汗。随時募集中なので、お気軽に下さいね(＊´ｖ｀) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - ピアノさん» まじ！？ (2019年2月19日 20時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
TV好き - ありがとうございます！よろしくお願いします。次から受付roomにさせていただきます。 (2019年2月19日 18時) (レス) id: 320737941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年2月6日 19時
