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神宮寺side
震える声で、1人で悩んでいた、抱えていた事を話してくれた紫耀。
思い出してか、小刻みに震え出した手を玄樹がソッと包みこむ。
俺らは、仕事でミスをする度に紫耀が呼び出されてたのを知らなかった。当然、その度に怒られてそれに殴られていたのだって知らなかった。それによって、紫耀が " 失敗 " というものを極度に恐れるようになっていた事だって、知らなかった.....。
プライベートでよく一緒に遊ぶ俺。
俺の方が1つ歳下ではあるけど、相談に乗ったり寄り添ってあげることも多かった。
幾ら、紫耀から助け舟を出してこなくて......いや、1週間前の生放送の日に出していたじゃないか。
それに紫耀が悩んでいた数週間のあいだに、1回俺は遊んだ。だから俺が、1番最初に異変に気付いて声を掛けてやるべきだった。
けれど、気付けなかった。
よく考えたらいつもより笑顔が少なくて、おちゃらける事も少なくて、普段と異なる点は幾つかあったんだ。
なのにそれを深く考えず、放っておいたから....。
神「ッごめん＿＿」
平「じ、ん....？」
椅子から立ち上がって、紫耀を正面から優しく包み込んだ。
ごめんな、あの遊んだ日、何も気付けなくて.....ｯ
神「紫耀は、俺らに助け舟出してくれてたよな....。1週間の前の生放送の時も、それにッ、同じ頃に俺と遊んだ時も....」
すると、腕の中の紫耀が小さく、ピクリと反応した。
神「あの日....笑顔も、おちゃらける事も少なかった。いつもより元気が無かった。それで、よく考えたらその前日の夜中に突然、遊ぼうって連絡来て.....その時の声も、よぉーく思い出したら、震えてたよな....ｯ」
平「ッ....」
神「紫耀はさ.....俺に、ちゃんと助け舟出してくれてたんだよな....。なのに俺は、それに気付けなくて放っておいて、だから紫耀も余計頼りづらくなってきて＿」
そこまで言うと、玄樹に肩をポンと叩かれた。
岩「神宮寺だけの責任じゃない。....あの生放送の時や、一緒に住んでいても何も気付けなかった、俺ら全員の責任だよ」
玄樹が言うと、他の3人も続けて深く、うんと頷く。
永「せや。俺やって1番付き合い長いんに...」
高「俺も、いつも助けて貰ってるだけで、紫耀を助けてあげることはできてない...」
岸「俺もリーダーで、紫耀の歳上で....誰が紫耀を助けるんだって、話だよなッ...」
皆、個々に自分を責めだし、余計重くなった雰囲気。
けど、それを破ったのは紫耀の啜り泣く声だった。
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しぃ(プロフ) - いのひかゆうやさん» いのひかゆうやさん！！ わざわざコメント下さってありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ 予定より長くなってしまいましたので、少し読みにくくなってしまったかも。。。 少しでもご期待に添えていられていたら、本望です(*´v`*) (2019年2月20日 22時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
いのひかゆうや(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: ea5a7786b3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - TV好きさん» いえいえ(*´▽`*) 遅くなってしまいますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね♪ 面倒お掛けしますが、宜しくお願い致します汗。随時募集中なので、お気軽に下さいね(＊´ｖ｀) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - ピアノさん» まじ！？ (2019年2月19日 20時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
TV好き - ありがとうございます！よろしくお願いします。次から受付roomにさせていただきます。 (2019年2月19日 18時) (レス) id: 320737941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年2月6日 19時
