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平野side
玄関をガチャリと開けて入ると、バタバタッ＿騒がしく聞こえてきた足音。その正体は、海人のものだった。
高「しょお〜〜！！」
平「ぐえっ」
そのままギューーッと俺に強く抱き着いてきたもんだから、思わず変な声が出た。
過呼吸なったり、歳下の廉に助けて貰ったり....落ち込む事が多かったけど、海人に抱き着かれて自然と笑みが溢れる。
高「ごっっめん...俺が瓶割っちゃったから、、」
平「へ？」
永「あぁ、過呼吸なった事も言わんと後々面倒なるし....全部LINEで話したんや。ごめんな？」
そうだったんだ....まぁ、確かに廉の言う通りだよね、、
本当は言いたくないけど、もし、万が一また過呼吸になったら＿＿皆が知ってないと、アタフタしちゃうからね。
廉みたいに冷静な先の事を考えられる人が居なきゃ、俺、ダメだ....。
平「そっか、でも海人？海人は謝んなくていーから。撮影中のはしゃぐのは誰だって同じだろ？」
高「でも.....過呼吸...」
あぁ、海人は俺が過呼吸になった事が気掛かりなのか.....。別に海人が思い詰める必要、これっぽっちもないのになぁ。
平「いーのいーの！そんなに思い詰めたら、海人まで過呼吸なるよ？まぁそんな簡単になんないだろうけど...」
高「俺は別にそれは無いだろうけど....たださ、俺が割らなければ絶対起こらなかった事じゃん、、」
平「かーいーと。もう終わった事だし、それに過呼吸だって....廉に助けて貰って大丈夫なんだし。そんなにそんなに思い詰めちゃダメ！」
頭をぐりぐり撫でてやると、安心したようにへへっと笑った。
よし、これで海人も大丈夫そう。
相変わらずネガティブに考え込んじゃうんだから...。
俺は自分なんかより、それで海人がいつか過呼吸になっちゃわないかが心配だよ。
高「うん....分かった！紫耀ありがと！」
永「んじゃ、上がろうや俺らも。海人ー、何か飲みもん出してといてくれへん？」
高「うん！良いよ〜」
早足でリビングに消えていった海人を見てから、廉が静かに口を開いた。
永「あんま、無理して笑ったりしたらあかんで」
平「え、？」
永「自分の方が辛くても周りを優先するん、凄いよ。けど辛い時は辛いって言えば良いし、無理に周りを優先する必要やってないんやから」
な、と微笑みながら
頭をポンポンしてくれる。
平「.....ありがと、廉」
何だか＿＿
心が、楽になったかもな。
end
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しぃ(プロフ) - いのひかゆうやさん» いのひかゆうやさん！！ わざわざコメント下さってありがとうございます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ 予定より長くなってしまいましたので、少し読みにくくなってしまったかも。。。 少しでもご期待に添えていられていたら、本望です(*´v`*) (2019年2月20日 22時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
いのひかゆうや(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: ea5a7786b3 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - TV好きさん» いえいえ(*´▽`*) 遅くなってしまいますが、どうぞ楽しみにしていて下さいね♪ 面倒お掛けしますが、宜しくお願い致します汗。随時募集中なので、お気軽に下さいね(＊´ｖ｀) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
りい - ピアノさん» まじ！？ (2019年2月19日 20時) (レス) id: 22c4d8294f (このIDを非表示/違反報告)
TV好き - ありがとうございます！よろしくお願いします。次から受付roomにさせていただきます。 (2019年2月19日 18時) (レス) id: 320737941b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年2月6日 19時
