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神宮寺side
誤解を与えない為にも＿＿＿
そこで、突然紫耀は言葉に詰まった。
どこか一点を見つめたかと思ったら、その瞳を今度はユラユラと揺らし始めて。
紫耀？声を掛けてみても、耳に入っていないのか返事をしなくて。
もしかしたら、何か紫耀の中で思い返したり.....とにかく邪魔はしちゃいけない感じがする。
再び声を掛けようとする廉を止めて、また紫耀が喋り出すのを、俺らはジッ...と待った。
そして、数分後＿
平「ッ.....ごめん、なさい」
紫耀は震えた声で、そう呟いた。
神「....どうして？」
優しく聞いてみると、紫耀は
平「、喘息......ｯ隠しちゃ、いけなかった....！」
振り絞るように、そう言った。
じゃあ、さっきまでの沈黙は.....その事を考えていたのかな。
永「紫耀？じゃあ何で隠しちゃあかんかったの？ちゃんと、言ってみ？」
平「俺.....病院、行った時に....先生から、もし、突然誰かの前で、発作が起こったら.....、1番焦るのは、周りだって....聞いた」
永「うん」
平「その、時.....ちゃんと喘息の事、伝えてあれば、大丈夫....だけど......ｯ伝えてなかったら、周りは、喘息だって気付かない....吸入器の事も、知らないｯ.....それに、自分も苦しくて、それ所じゃなくって.....喘息のこと、伝えられなかったら......ッ」
そこまで話して、下を向いてしまった。
何となく、紫耀の言いたい事は分かった。
周りも喘息だと気付けず、自分も苦しさで喘息や吸入器の事を伝えられず.....最悪の場合、死に至る事もある。そう聞いたのを思い出した、みたいな感じだと思う。
紫耀はきっと、そこから先は怖くて言えないんだよね。
神「もう良いよ。紫耀の言いたいことは分かった。ね？」
永「おう、続きは.....言いにくいんよな」
紫耀は下を向いたまま、コクッと頷いた。
でも、すぐに顔を上にあげて、また口をゆっくり開いた。
平「ｯそれ、聞いた時は.....大丈夫だからって、軽く、考えてたんだ.....。でも、あんな事....起きて.....ｯ全然、大丈夫なんかじゃ無かった...大人の喘息を、軽く、考えてたって.....入院してみてやっと、分かったんだ＿＿....」
高「しょお.....」
" 軽く考えてたって、やっと分かった "
紫耀がちゃんと、隠してしまった事に対して反省してくれているのが、安心した。
でもそれよりも
紫耀の口から、しっかりその言葉を聞けた事が、何よりも嬉しかった。
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しぃ(プロフ) - halさん» ます(*ﾉД`*)･ﾟ･。 これからもマイペースで引き続き、頑張っていきます！！ (2019年1月23日 15時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - halさん» いえいえっ！！より、考える力がついたので、良かったでぇす♪w 書いているうちに自分が何書いてるのかよくわかんなくなってきて、大丈夫かなぁ？と思っていたのですが、す、素敵、か、感動だなんて言って頂けて最高の気分ですヽ(；▽；)ノ はぁい！！ありがとうござい (2019年1月23日 15時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - halさん» 読んで下さりましたかぁぁぁ！！！ はい、しっかりｵﾛﾛ(( も取り入れました笑 少しでもご期待に添えていられていたら嬉しいですぅ(∩´∀`∩) 最後のプレゼントの所、自分の中で1番気に入っているんです！笑 どう終わらせようか考えていたら、パッと浮かんできて笑い (2019年1月23日 15時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - しかも！！移行なんですね〜(°▽°)早いですね！！！スゴいスゴいですぅ！17章も楽しみにしてますね(´∀｀*)マイペースで頑張って下さいね！！ (2019年1月23日 12時) (レス) id: e6a97adbe4 (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - 今回しぃさんにほぼ丸投げ状態のリクで申し訳ありませんでした！でも2作品とも、こんなに素敵なお話に書いて下さって嬉しいです(о´∀`о)さすが、しぃさんです！！どっちも感動させていただきました泣泣。 (2019年1月23日 12時) (レス) id: e6a97adbe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年1月12日 18時
