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千賀side
酷く魘されている平野くんの身体を、二階堂と一緒に揺さぶる。
それでも中々、目を覚ます気配は無くて、むしろ＿＿
平「はッ、はぁ....ぁ、う"ぅ....やっ、い、やぁ....！」
声はより大きくなり、遂には頬に一筋、涙が伝った。そんな平野くんに、どうしたら良いのか......戸惑っていたら、みつや他の皆も加わった。
北「平野ッ！それは夢だからッ...！起きろ！」
平「あ、ぅ...っはぁ、ふ、っん.....まっ、、て...」
皆で声を掛け続ける中＿＿
"待って"
このフレーズと共に、弱々しく、宙を彷徨い出した平野くんの両手。
それは、誰かを探し求めているような.....誰かを、呼び止めているように、俺らには感じ取れた。
それを見て、真っ先に行動に移したのは....みつだった。
みつは、そんな彼の両手をギュッと強く握り締め、また声を掛ける。
北「平野、大丈夫。どこにも行ってないから。ここにちゃんと居るだろ？.....起きて、平野」
すると＿＿＿
平「はぁっ、はぁ.......ｯ、ん、、」
北「良かった....大丈夫？分かる？」
未だ息を乱しながらも、ゆっくりと瞼を動かし、瞳を覗かせた。けど、その瞳の焦点は合っていなく、まだ夢と現実の狭間みたいな.....。
宮「平野くん、俺達のこと、分かるかな？」
見兼ねて、宮田が優しい声でそう問い掛ける。
けど、それでも尚、焦点の合わない瞳はユラユラと揺れたまま。......かと思いきや、
平「........ぅ〜...ｯｸﾞｽ」
北「っどうした？....ほら、こうやってしてるから、何があったか話せる？ゆっくりな、」
潤んでいた瞳から突然、ぶわぁっと大量の涙を流し始めた。
みつは握っていた手を離し、そんな平野くんの背中に腕を回してギュッと抱き締め、背中を一定のリズムで叩く。
すると、
平野くんも少し落ち着いて来たのか、嗚咽混じりにゆっくり話し始めた。
平「ｯぼく...ねつ、あっ、て...ｸﾞｽｯ..みなさっ、が....めんど、見て...っくれて、て.......そし、たらぁ.....ﾋｯｸ、疲れた、からっ....もうっ、めんど、い、から...おまえ、きらいっ、だ....ﾊｧ、って...ﾋｯｸ.....とおく...いっちゃ.....て......ｯｸﾞｽ、ﾊｧﾊｧﾊｧ...」
北「よしよし、もう話さなくて良いからな。よく頑張った、もう怖いことないから。大丈夫。ほら、吸って〜」
途切れとぎれだけど、何とか、その夢の事を話してくれた。けどやっぱり、平野くんからしたら精神的に凄くキツイことだったんだろうね、、
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しぃ(プロフ) - halさん» ます(*ﾉД`*)･ﾟ･。 これからもマイペースで引き続き、頑張っていきます！！ (2019年1月23日 15時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - halさん» いえいえっ！！より、考える力がついたので、良かったでぇす♪w 書いているうちに自分が何書いてるのかよくわかんなくなってきて、大丈夫かなぁ？と思っていたのですが、す、素敵、か、感動だなんて言って頂けて最高の気分ですヽ(；▽；)ノ はぁい！！ありがとうござい (2019年1月23日 15時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - halさん» 読んで下さりましたかぁぁぁ！！！ はい、しっかりｵﾛﾛ(( も取り入れました笑 少しでもご期待に添えていられていたら嬉しいですぅ(∩´∀`∩) 最後のプレゼントの所、自分の中で1番気に入っているんです！笑 どう終わらせようか考えていたら、パッと浮かんできて笑い (2019年1月23日 15時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - しかも！！移行なんですね〜(°▽°)早いですね！！！スゴいスゴいですぅ！17章も楽しみにしてますね(´∀｀*)マイペースで頑張って下さいね！！ (2019年1月23日 12時) (レス) id: e6a97adbe4 (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - 今回しぃさんにほぼ丸投げ状態のリクで申し訳ありませんでした！でも2作品とも、こんなに素敵なお話に書いて下さって嬉しいです(о´∀`о)さすが、しぃさんです！！どっちも感動させていただきました泣泣。 (2019年1月23日 12時) (レス) id: e6a97adbe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2019年1月12日 18時
