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N
11時頃に眠りについた紫耀は
余程疲れが溜まってたからか、相当しんどいのか
どっちかは定かではないけど、全く起きる気配がない
時々、誰かが様子を見に来るけど紫耀の寝顔だけをじっと見つめて帰っていく
俺もスマホいじったり音楽聴いたりしとるけど、紫耀の寝顔見てるのも飽きひん。笑
大人やけど、寝顔と内面は幼いねん
子供みたいやから
ほっぺをぷにぷに突っついてみたり
ほっぺの熱さで｢こいつ、病人やった…｣って我に返るんやけどな
そんなこんなで今は18時半
ほんまにぐっすりやなぁって安心してたのも束の間
平｢…ん、んぅ…｣
何か、少し苦しそうやな…
起こすかと思って、揺すろうと思った時
平｢ｹﾎｯ、げほっげほっ、ごほっ！ｹﾎｯ…げほげほｯ…ﾊｧ…ﾊｧ…｣
ちょちょちょ、急に咳き込み！？
しかも息も切れてるし…
これは起こした方がええの？
平｢ｹﾎｹﾎｯ…ごほっ、ﾊｧ、れ…ﾊｧ…んｯ｣
あ、目開いた
流石に苦しさで目覚めるか…
永｢咳しんどいなぁ、一旦身体起こすね？…よいしょ｣
横のままやと苦しそうから、抱き起こして背中をさすった
平｢げほげほっ、げほっ…ﾊｧ､ﾊｧ…ｸﾞｽｯ、げほっ、ぅ…ﾊｧ…や、っ…｣
苦しさの余りか、俺の背中を手でグーーッてしてきて
少しだけ痛い…笑
永｢だいじょーぶ。もう少ししたら咳止まるから、それまでゆっくり息するの頑張ろうか。絶対に大丈夫やからな。｣
背中をさすったり時にはポン、ポンと叩いたり
そうしている内にいつの間にか咳は治まってきた
永｢もう大丈＿ っぶな！ しょお？大丈夫？｣
急に後ろに倒れるんやもん…びっくりしたわ笑
平｢ｸﾞｽ…ん、ｯ｣
とりま意識はあるんやな…
永｢しんどくなっちゃった？｣
平(……ｺｸ)
永｢紫耀、頑張ったもんね。…お熱も少し高くなっちゃったかな…しんどいやろうから、ここにごろんてなりな？｣
平｢っ…んーん…｣
横になりたくないんかな？
永｢じゃあ…座ってる？｣
平｢い、や…っ｣
んんんんー？
なんや…？
平｢れ、ん…、の…ｯ…とこ…｣
え、俺のとこ？
永｢…膝？｣
平｢ｺｸ｣
あっ、それ？
てか、めっちゃ可愛ええ…
永｢よし…、これでええ？｣
平｢いい、子…て、やっ、て…？｣
ぶふぉ！
永｢っ…、はい！よしよし、いい子！｣
平｢…へへ、｣ふにゃ
ちょ…あの…
やばい
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年9月9日 22時
