頑張りすぎな紫耀くん－第3章－ (ページ30)

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紫耀の事を、起きてきた2人にも伝えて

今は5人で紫耀の周りにいる

本当は俺らも寝るあれだったんだけど、紫耀の事があってから眠気なんて吹っ飛んだ

紫耀のあれは、きっと暗所恐怖症

前に紫耀と遊んでた時

｢俺何気に〇〇無理なんだ～｣みたいな事をふざけながら言ってたけど、それでも言わなかったってことは

笑われるのが嫌だったのか、それともよほど暗所恐怖症が深刻なのか、、、

何でなのかは分からないけど、今はとにかく本当のことを知りたい

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あれから、途中居眠りしたり少し休憩したりしながら

皆で必死に紫耀の看病をした

結構疲れ果てた頃には朝の8時過ぎ

皆くったくたで眠気に襲われてるけど、やっぱ紫耀の事があるからか

今は誰も寝ようとしない

そんな中紫耀は、体調不良のピークを過ぎたのか

今は随分楽そう

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

岸｢…おっ！37.5℃！｣

やっとそれくらいか…

でも昨日と比べたら全然低いか

永｢ピークが40.3℃やろ？やったら平熱になったのと同じようなもんやな。｣

神｢確かにね。本人も楽そうだし。｣

そんな風に、皆で喋っている時だった

平｢…ん、っ……｣

少し瞼が動いた後に、ゆっくりと目が開けられた

岸｢紫耀？俺の事分かる？｣

平｢…岸、くん…｣

おぉ、会話の感じもほぼ普通だし

これは明日には完全復活できるね

岸｢そうそう。どっか辛い所ある？｣

平｢ん……少し、だるいだけ、｣

岸｢それならもう少しで治るな！も～～ほんっっとに心配したんだからなー？喋りかけても何も反応してくんないし常に泣いてるし熱も40℃超えるし…｣

親みたいにガミガミ言い続けて何か笑える

まぁ、一番面倒見てたの岸くんだったしね

平｢はは……ごめん、ね。岸くん…｣

高｢あーーーー！岸くん紫耀に謝らせたー！！｣

岩｢紫耀何も悪いことしてないのにー。｣

永｢優太、さいっっていやな。｣

岸｢お、俺だって謝らせたくて言ったわけじゃ、！｣

そんな岸くんの腕を急に引っ張った紫耀

岸｢え、？｣

平｢岸くん……ありがと。めんど、見てくれて。｣

まだだるいはずなのにニコって笑顔を見せた

紫耀のこの笑顔見れば、みーんな幸せな気持ちになるんだよね笑

岸｢え、お…おう！｣

そしたら…本題入らないと

神｢紫耀？今から聞くことに、正直に答えて？｣

平｢え？…うん、｣

神｢紫耀は…暗いの怖い？｣