頑張り過ぎな紫耀くんー第12章ー

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岩橋side

え、え、え....抱っこ？待って待って、俺が紫耀を抱っこするなんて誰が想像した？


平｢んぅーー....｣


目潤みすぎ...どうしよ。これ、もう少ししたら大泣きされちゃうやつ、、


岩｢........わわっ、分かった分かった！足引きづっても良いなら抱っ 平『ぃーのっ、！』...じゃあ、抱っこするよ？｣


嬉しそうな顔で両手を広げてる紫耀の脇に手を差し込んで、勢い良く上にあげる


平｢ふへ...｣


岩｢う...ぅおおおおおおｯｯ！｣


“男”岩橋玄樹を出して全力で抱っこするけど、結局紫耀の足先をずるずる引きずったまま到着


岩｢っはぁ...じゃ、じゃあ....ここで、待ってて...｣


平｢ぅんっ...｣


まぁ、紫耀は満足したみたいだからいっか、、


えっと....卵を入れて、かき混ぜるんだっけ
卵卵....あった。これをさえ箸でかき混ぜて........入れてまた混ぜる！


平｢けほっ、ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ...ｺﾞﾎｯ....｣


あれ、紫耀咳辛そう.....


岩｢ちょっと待ってね......よし、紫耀？咳しんどい？｣


後は1分蒸して完了だから、火を止めて後ろの紫耀の前に屈む


平｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...んっ..ｹﾞﾎｯ...げｯ、きぃ、、｣ｷﾞｭ


岩｢辛いね...早く収まれば良いね。｣


ギュッと抱き着いてきた紫耀の背中をひたすら摩り続けると、丁度1分後くらいには収まった


岩｢お粥作り終わったから、先に置いてくるね？....5秒で戻ってくる！｣


平｢だめ、、｣


岩｢5秒5秒！それ我慢したら後はもう離れないから！｣


平｢.....ん。｣


渋々服を離してくれた瞬間、お粥やらを乗せたお盆片手に3秒でリビングに向かって2秒で台所に戻った


岩｢ふぅっ..ね？すぐだったでしょ？じゃあ紫耀もリビング行こっか。｣


平｢抱っこ、｣


岩｢はいはい。｣


また引きずりながらリビングのこたつに連れて行って、暖かくしてある中に支えながら入れてあげる


岩｢あったかい.....よしっ、お粥一緒に食べよ。ﾌｰﾌｰ.....はい、あーん。｣


フーフーしたお粥を口に近付けると、自分で「あー」て言ってぱくり。かわいい笑


平｢....おいしぃ..｣


岩｢本当！？良かったぁ....もう一口、あーん..｣


平｢ぁー..｣









．









．

ゆっくりだけど、沢山パクパク食べ進めてくれてお粥は半分くらい減った

後は薬飲ませるだけ、なんだけど...


平｢んぅ....｣ごろん


岩｢しょお、お薬も頑張ろ？｣


横になっちゃって、これじゃ薬飲めないよ..笑

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