頑張り過ぎな紫耀くんー第12章ー

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岸side

はい、今日はとんでもなく悪天候ですわ、、


皮膚が切れそうなくらい激しい雨...←


家が飛ばされそうな勢いの強風...



ちなみに今は夜の23時で、6人でテレビを見てる

けどいわげんはずっとクッション抱き締めてるし、海人もブランケット上から被ってるし、神宮寺と廉はこまめに窓をチェックしたり何だか落ち着かない

紫耀は時々小さな雷が鳴る度に、「ﾋﾞｸｯ」と身体を大きく揺らして縮こまる。まぁ音に敏感だし、こいつも怖がりだからな。


俺？俺はちょっとリーダー＆最年長の意地を見せて堂々としてる
本当は怖いけど笑




「〜♪ こんばんは。午後23時10分、news7の時間です。」


あ、面白いテレビ終わっちった、、


岩｢ふぁ〜.....歯磨きしてくるー。｣


神｢俺も一緒に行くよ。｣


高｢俺も一緒に行くっ！！｣


永｢ビビりやな笑｣


そういう廉だって何気ビビりっしょ？笑
もー強がりちゃん♪←




てことは、今リビングに居るのは俺、紫耀、廉の3人か


「現在の東京の様子です。雨風非常に強く、これから雷を伴った＿＿」


平｢っ..｣ﾋﾞｸｯ


岸｢ん？紫耀どしたぁ？｣


平｢ｯな、何でもないっ、、｣


「また、雷も非常に強くなる見込みで、落雷には＿」


平｢ゃ..っ...｣


岸｢おおっ！？｣


なになになに？俺に抱き着いてきたんだけど！？
身体震えてるし....


岸｢紫耀、大丈夫か？怖い？｣


平｢やｯ....落ちるっ...｣


永｢雷が？中々落ちひんやろ。ニュースは念の為に言っとるだけやで。｣


廉がそう言えば、次第に収まっていく身体の震え
と同時に、バッと俺から離れた


平｢く、くっつかないでよｯ...！｣


岸｢それ俺のセリフ。｣


平｢ｯ...｣


岸｢まぁ嫌だとは思わねぇけどさ？どした、雷苦手？｣


平｢べ、別、に...｣


いやいや、さっきの様子からして絶対雷苦手っしょ


岸｢紫耀、別に変とかダサいとか思わないから。ちゃんと言いな？｣


永｢そーそー。馬鹿にせぇへんで？紫耀のこと。｣


2人で真面目な顔でそう言えば、ようやく観念したようで。


平｢あの......じ、実はっ(ﾄﾞｫｰｰｰﾝｯｯ


ﾌｯ


あれ？停電か？

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