頑張り過ぎな紫耀くんー第12章ー

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岸side

『付ける！』と言ってすぐ、紫耀と色違いの「シルバーのクロムハーツのネックレス」を首に付け始めた


紫耀は涙でぐちゃぐちゃの顔を上げてその一連を見つめ、付いたのを見た瞬間、嬉しそうにへにゃっと笑顔を見せた


平｢へへっ、、ｸﾞｽｯ...また、おそろ、だねぇ...ｯ..｣


永｢せやなっ..！もし、外しても...ｸﾞｽ....ちゃんと、大事に、死ぬまでｯ....大切にする、、！｣


平｢ｸﾞｽｯ...ぅんっ、、！｣


今後こそギュッッと抱き合って、幸せそうな笑顔を見せる紫耀と廉









今日まで＿＿＿


訳が分からなくて紫耀の胸ぐらを掴んでしまったり



あからさまな嘘をついて誤魔化してしまったり



すれ違ってしまったり



廉と激しい言い合いをしてしまったり



色々、大変な事はあった。
けど、廉の昨日の決意と、紫耀の強い意志のおかげで......今日、3ヶ月半振りに幸せな瞬間に巡り会えた


きっと数日後には仕事復帰もして、徐々にテレビ出演も増えていって、また.......前の日常に、戻るんだなぁ。




この3ヶ月半、本当に色々あって濃い日々だった。
その中で改めて俺は＿＿＿＿


紫耀と、廉。しょうれん。永野。
この2人の固い、熱い、揺るがない絆に圧倒させられた。


普段はどこか素直じゃなくて、遠慮して、付かず離れずの2人。
けどやっぱりこういう事があると、誰よりも相手を心配して、信頼して、離れない＿＿。


俺らが入る余地、ゼロだなって、実感した。









．









それと、もう1つ.....。


この日々は、紫耀と廉だけじゃなくて、、








King＆Prince、全員にとっての、大切な思い出に






追加されたね＿＿。









end

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