頑張り過ぎな紫耀くんー第12章ー

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永瀬side

パタリ、と意識を飛ばしてベッドに力なく横たわる紫耀を前に、何も言葉が出んかった


高｢......どう、しちゃったんだろ....｣


岩｢俺達と話してる時、あんな頭痛訴えること無かった....よね？｣


高｢うん、、｣


て事は.......やっぱ、俺のせいなん...？


永｢ｯ紫耀.....きっと、昨日の事があって..俺のことを、拒否ってる...？｣


岸｢それはッ！....絶対、無いから。だったら胸倉掴んだ俺も同じだろ、、｣


永｢...そぉ、か.......ｯやったら何であんな、、！｣


まず、玄樹と海人とは普通に喋れてて、頭痛を訴えることも無かったんだよな？

そんで、俺ら3人が病室に来て....最初喋りかけた時は何ともなくて....本格的に俺が喋り出したら、苦しみ出した、、









岸｢明日ｯ....俺、昼過ぎから行けるから。その時に謝るのも兼ねて、昨日何かあったか...って聞いてみる。｣


岩｢.....確かに、聞かないと何も分かんないし...進まない。｣


高｢岸くん.....お願い。｣


神｢俺も明日昼過ぎから行ける。...一緒に行こう。｣



これから先、俺が紫耀と会えるか会えんか＿＿


紫耀の、明日の言葉次第で決まるんや、、




永｢優太っ...じん....頼んだ。｣


岸｢....おう！｣


神｢任せて。｣



．









．









．









．









．









次の日の夜、帰ってきた優太とじんをリビングで囲う


永｢......どう、やった..？｣


俺の静かな、震える声が無駄に響く


神｢まず.......廉。大丈夫。｣


永｢えっ、？｣


神｢聞いたところ....廉が嫌とか、怖いとかそういう訳じゃないって。｣


永｢ほんま？.....良かっ神『けどな、』


神｢昨日.....廉の、関西訛りを聞いて頭が痛み出したって、、｣


永｢は、｣


神｢他の人の時は何とも無かったのに、関西の喋り方を聞いた瞬間痛くなった....って。｣


それ.......


永｢っどういう、意味？｣


神｢それは、本人にも分からないって.....けど、会いたいって。廉に。｣


永｢会いたい？...紫耀が？｣


神｢うん。だから色々気になるだろうけど...空いてる時に行ってやって？ちなみに自己紹介は大丈夫だから。｣


永｢なんで。｣


岸｢俺がな、写真見せながらプロフィール教えたから。｣


永｢そ、そうなんや...｣


ちょっと色々よぉ分からんけど、、



空いてる時、行ってみよう

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