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永瀬side
永｢そうそう。ゆっくりな、ゆっくり。｣
何とか深呼吸を繰り返せてる紫耀の背中を摩ったり、声を掛け続けたりすること10分
不規則な呼吸は聞こえなくなってきた
平｢....ｯ..ほんと、に.....ゆめ、...？｣
永｢本当に、夢。紫耀が俺に抱っこされてた時からが、現実やで？｣
平｢だっ、こ.......？｣
永｢そう。紫耀はね？一時間前にやっと寝付けて、様子を見てたら急に魘されだしたんやで。｣
平｢....うな、され、る......｣
永｢うん。凄い苦しそうやったから、紫耀って呼んだり、身体揺さぶったりして紫耀を夢の中から救おうとしたんや。けど中々起きひんくて......叫んだり、痛いって言ったりしてたんやで？｣
平｢........ｯｯ..｣
腕の中に収まっとる小さな身体が、カタカタ震えだした
永｢ごめん、思い出しちゃったね。....何されたとか、何言われたとかは聞かない。せやけど、その酷い事は全部夢の中。本当の俺らは、紫耀に怖いことせんし、酷いこと言ったりもせんよ。｣
平｢ｯ...みん、な.......ほう、ちょう、で.........刺.....し..て.....ｯ...｣
永｢しょーお。だめ。また過呼吸なってまうからそれはおしまい。｣
平｢ｯｸﾞｽ...れ、んっ.....ふぇ..泣...怖....かった...よぉ...っ..｣
紫耀が顔を押し付けてる部分が、涙で濡れていくのが分かる
永｢うん。よぉ頑張ったなぁ。痛かったな.....怖かったよな.....｣
平｢ｯｸ...ふｯ、ぇえ...ｯ泣｣
夢の中で、紫耀は
俺らに....包丁で刺された
そんな怖い思いを高熱がある時にすれば、こうなってしまうのも無理はない
夢と現実がゴチャゴチャになってもうたんやな、、
永｢ね、しょお。もうお家戻ろ？身体冷えて熱上がっちゃうし、皆も紫耀のこと心配してるから。｣
平｢....｣ｺｸﾝ
良かった
もうあれは夢だって、ちゃんと分かれたんやな
永｢よし、じゃあ抱っこするから、紫耀の腕首に回すね？｣
紫耀の両腕を自分の首にしっかり回して、ヒョイッと身体を抱き上げる
おんぶは段階が面倒いし、お姫様抱っこやと泣いてる時は苦しそうやし、やっぱ正面から抱っこするのがベストやな
これやと背中も叩ける、それに苦しくないやろうし
平｢ﾋｯｸ..う...ｯ..泣.....ふわふわ、するｯ...｣
永｢よしよし...お家戻ったらお熱測ろうね。｣
ふわふわするって事は、絶対悪化してるパターンやな、、
はよ身体暖めて楽にしてやらんと
．
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しぃ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、初めましてっヽ(*´∀｀)ノ 嘔吐恐怖症、了解致しました！内容までありがとうございます(；▽；) 遅くなってしまいますが、お楽しみに(*´-`) (2018年11月17日 23時) (
レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 毎日小説楽しみにしています！リクいいですか、、？嘔吐恐怖症になっちゃうのが見たいです！吐いてるの見られて汚いって言われて吐くの怖くなる、、みたいな(;_;)もし良かったらお願いします！ (2018年11月17日 22時) (レス) id: 4424d7ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ちひろさん» 私も書きながら何だかドキドキしたよ笑 本当にあんな悪夢見たら、起きた後パニックになりそうだ、、(((ﾟωﾟ))) (2018年11月17日 22時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - 悪夢の話、何かドキドキする！！ (2018年11月17日 22時) (レス) id: af1fce2c4f (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ちひろさん» ありがとう〜(*´-`)それはそれは、良かった(´∀｀*) (2018年11月16日 21時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年11月12日 0時
