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H
はぁ…はぁ…
自分の荒い息遣いで目が覚めた
あれ、、、
俺、寝ちゃったんだ…
平｢はぁｯ、げほっげほっ…ごほっ、｣
咳、しんどい…
身体中痛い…
頭、痛い…
寒い…
皆、いない、、？
どうしよ…1人はやだ…
呼んだら、来てくれるかな…
平｢はぁ…だ、ｯげほげほっ！…けほっ、｣
だめだ…喋ろうとしたら咳出ちゃう…
でも、ここにずっと居たくない
痛いけど、自力で皆のとこ行こう、、、
平｢げほっごほっ……ぃ…ｯ、｣
痛い…
けど、何とか布団から出れた…！
壁伝いでならなんとか歩けるかな…
平｢ぅ、っ…げほっげほ…ｸﾞｽ｣
一歩一歩が膝に響いて、涙が溢れるのを我慢できなかった
ドア、開いたけど もう、歩けない…
ｶﾞｸﾝ ｯ
平｢ﾋｯｸ…げほっ、ｸﾞｽ泣…うぅ…ごほっごほっ…｣
誰かぁ…お願い、来て…っ
＿ ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ
永｢紫耀！？｣
岸｢凄い音が…って、なんだ！？｣
岩｢大丈夫！？｣
皆、、、
迷惑かけちゃって、ごめん
でも、甘えたい…
岸｢しょお〜？どした、トイレとか行きたくなっちゃった？｣
平｢げほげほっ…だ、れも…ｸﾞｽ…いな、かっ…た、｣
岸｢あ……そっか、、俺達、紫耀の事1人にさせちゃってた…｣
永｢ごめんな…大丈夫かなって油断しとった…｣
岩｢心細かったよね…ごめん…｣
皆に、こんな悲しい顔をして欲しいわけじゃない
ただ、一緒にいてほしい…
今だけ、わがまま言ってもいいかな…
平｢げほっ…ずっと…ｸﾞｽ…いっ、しょに…い、て…｣
どんな言葉が返ってくるか怖かったけど
3人はニコって笑ってくれた
｢｢｢もちろん！！｣｣｣
岸｢じゃあ俺布団まで運ぶわ！おんぶするから手伝ってくれる？｣
永｢おう！紫耀、身体触るかんな。｣
岩｢寒そうだね…もう一枚毛布出してくるね！｣
やっぱり、迷惑はかかちゃってるけど
たまには
甘えてみるのもいいかな
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年9月3日 0時
