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K
電話が切れて案の定、すぐ泣き出しちゃった
岸｢ほら、さっき廉が泣いちゃだめだよって言ってたでしょ？熱も上がっちゃうから、泣きやもう？｣
指で拭ってもどんどん溢れてくる。
まぁ、それほど廉に会いたいんだろうけどな…
平｢ﾋｯｸ…き…し、くｯ…｣
岸｢ん？どーした？｣
平｢だっこ…っ｣
え！？俺が！？
岸｢だだだ抱っこ！？｣
平｢ｸﾞｽ…だ、め、っ？｣
神｢ほらっ、余計泣いちゃう！｣
岩｢俺より上目遣い上手い｣
高｢これはやられる…｣
いやいや、俺だって同じだかんな！？！？
火照ってる顔に涙目の上目遣いってさぁ…ねぇ？
でもご指名されたからには、、！
岸｢…おっし、抱っこして欲しいのね？じゃあ持ち上げるぞー！｣
抱っこって言っても色々あるけど、まぁひとまずお姫様抱っこってやつで持ち上げてあげた
岸｢…あんまり重くない？｣
すぐ感じたけど、もっと重いと思ってたんだけどな…笑
岩｢忙しいからかな…｣
もしかしたらあまり食べられてないかもしれないし
後でなにか作ろ
平｢ｹﾎｯｹﾎｯ…ね…む、ぃ｣
岸｢眠い？そしたらお布団行こっか。｣
もしかしたら、その為に抱っこせがんできたのかな
熱が高いせいもあるだろうけど
確かに目はとろ〜んってしてる
岸｢降ろすね〜…タオルケット掛けたけど、これじゃ寒い…よな。誰か毛布とか入ってる場所分かる？｣
高｢俺知ってる！少し待ってて！｣
岸｢はーい。｣
それからほんの1分くらいで海人は戻ってきた
3枚も持ってきてくれたんだ笑
岸｢紫耀、毛布一応2枚掛けておくね。これなら大丈夫そう？｣
平｢ｺｸﾝ｣
寝る準備は完了して、後は寝るだけ
でも、なかなか閉じようとしない
岸｢しょーお、どした？寝れない？｣
平｢ど…、か…ｹﾎｯ…い、ちゃ…っ｣
うるうるした目でそう言ってきた
もしかしたら、寝たら1人になっちゃうのが怖いのかな…
そしたら…
岸｢ちゃんと手握ってるから離れないよ。だいじょーぶ。｣
紫耀の右手を布団から少し出して、ぎゅっと握った
紫耀の手、やっぱちっちゃいな…
まぁ俺がでかいっていうのもあるかもだけど笑
高｢俺も左手握ってるからね！｣
岸｢みーんな紫耀の傍にいるから。寝れそうになったら寝ちゃいな？｣
お腹を一定のリズムでポン、ポンと叩いていると
いつの間にか眠れたみたい
紫耀、ちゃんと傍にいるからね
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作者名：しぃ
| 作成日時：2018年9月3日 0時
