お泊り 〜1〜 ページ15
「いや、流石にそれはダメだろ…」
「部屋ならあるよ！」
「いや、そうじゃなくてな…」
「え、じゃ、なに？」
女は、その他の考えが思い浮かばないのか、首を傾げている
「だから…男が女の家に泊まるっていう事だ。分かるだろ？」
すると、女はハッとした顔になった
やっと気がついたか…
すると、女は俺に謝ってきた
「ごめん、私、気づかなくて…」
「いや、別にいいんだ「確かに、私、男の人の服持ってなくて…」
は？
今、この女なんて言った？
「え、今、嬢ちゃんなんて？」
すると女は申し訳なさそうな顔で
「いや、私一人っ子だから、男の人の服持ってなくて…「そうじゃなくて…！」
「俺はお前さんと付き合ってないだろ！？だから、色々ダメだろ！？」
すると、女はやっと気がついたのか、口に手を当てた
「だから、俺は帰らせてもらうよ」
俺は、椅子から立ち、玄関に向かおうとした時、着物の袖を引っ張られた
振り向くと、そこには女が俯きながら、
「一人にしないで…」
そういえば、女は親が亡くなってから一人だったな…
親がいないって辛いんだろうな…
そして、女は俺の袖を、さっきより強く引いた
俺は女に
「俯いた顔は、嬢ちゃんには似合わねぇ。流石に泊まる事は出来ねぇが、嬢ちゃんが寝るまでなら側にいてやる。それでいいか？」
そう言うと、女は小さく頷いた
「んじゃ、寝る準備しな」
すると、女はまた小さく頷いて、歩き出すと、だんだんと斜めに体が傾いていった
「っ…！おい…！」
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小花(プロフ) - すももさん» ありがとうございます！更新は遅いですが、頑張ります！！ (2019年10月9日 23時) (
レス) id: e9dd89ea9e (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - 初めまして！この作品のカイさんがとても好きでいつも見させてもらっています。これからも更新頑張って下さい！ (2019年9月12日 18時) (レス) id: 7515d6207f (このIDを非表示/違反報告)
はる - 頑張ってください！応援してます！ファイト！ (2019年8月15日 23時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
小花(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです！少しずつですが更新頑張りますね！ (2019年8月15日 18時) (レス) id: 357635ecaf (このIDを非表示/違反報告)
はる - とっても面白い作品ですね！カイさんに気になる人がいるとかめっちゃ先が気になります！これからも更新頑張ってください！ (2019年8月15日 10時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小花 | 作成日時：2019年7月30日 1時
