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誕生日 〜4〜 ページ12

「あれ、嬢ちゃん家は花屋と一緒じゃないのかい」


俺は、花屋と違う方向に向かっている事に気付いた


「そうだよ!お父さんが建築士だったから〜でも、私が生まれてすぐに亡くなっちゃったけど…」


ていう事は、親が二人ともいないのか…


「着きました!ここが私の家です!」


そこには、普通の一軒家から比べると一回り大きい家が建っていた


「ただいま〜」


「おじゃまします」


女は、俺をリビングに案内して


「コーヒー用意するからそこに座ってて!あれ、粉ってどこだっけ?あ、あった!」


俺は、椅子に座り、女がコーヒーを淹れる姿を見ていた


やっぱり危なっかしい…


女は、お盆にコーヒーカップを乗せて、俺のもとに持ってきた


「はい、どうぞ。久しぶりに淹れたからちょっと味が心配なんだけど…」


「インスタントコーヒーなんだから、味を心配する必要なんてない…」


俺は、一口飲み すぐにむせた


「あ、やっぱり…!」



やっぱりって事は、今までに何回かやらかしてるのか…



「しょっぱいよね…」



砂糖じゃなくて、塩を入れる事を…



「ああ、しょっぱい」


「ごめんなさい!淹れなおしてきます!」


そう言うと、女は急いでキッチンに向かった


そして、女がコーヒーカップにお湯を入れようとした時に、



「熱っ!」


お湯が女の手に跳ねた



「嬢ちゃん「いえ!自分で淹れるから大丈夫!」


そう言いながら、女はコーヒーを淹れている


「よし!今度こそ大丈夫!」


そう言いながら、女はコーヒーカップを片手に持ち嬉しそうに俺のもとに来た


「ちゃんと砂糖を入れたので大丈夫!」


俺は、女からコーヒーカップをもらい一口飲んだ



「甘い」



「よかったー!これで、ケーキが食べれる!」


すると、女はすぐに椅子に座り、テーブルにあるケーキの箱を恐る恐る開けて、ケーキを取り出した


すると、女はケーキを見た後に、俺を見た


「このケーキの真ん中にあるプレート…」



「嬢ちゃんの誕生日ケーキだから、書いてもらったんだ。名前入りでな。だから、改めて、、



「誕生日おめでとう。Aちゃん」

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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小花(プロフ) - すももさん» ありがとうございます!更新は遅いですが、頑張ります!! (2019年10月9日 23時) (レス) id: e9dd89ea9e (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - 初めまして!この作品のカイさんがとても好きでいつも見させてもらっています。これからも更新頑張って下さい! (2019年9月12日 18時) (レス) id: 7515d6207f (このIDを非表示/違反報告)
はる - 頑張ってください!応援してます!ファイト! (2019年8月15日 23時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
小花(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです!少しずつですが更新頑張りますね! (2019年8月15日 18時) (レス) id: 357635ecaf (このIDを非表示/違反報告)
はる - とっても面白い作品ですね!カイさんに気になる人がいるとかめっちゃ先が気になります!これからも更新頑張ってください! (2019年8月15日 10時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小花 | 作成日時:2019年7月30日 1時

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