2話 ページ35
貴方side
とりあえず、船長であるルフィと、
航海士であるナミには、一旦離れる事を伝えなければ…
部屋を出て、上のみかん畑へ向かうと
椅子に座って本を読むナミとロビンの姿
『ナミ、読書中ごめん』
ナミ「大丈夫よ?どうかしたの?」
『ちょっと用事が出来て、
明日くらいに一旦船を降りてもいいかな?
もちろんルフィにも伝えるけど、
ナミの方がしっかりしてるから先に…と思って』
ナミ「あら?彼氏さんを置いて…
何処へ浮気しに行こうとしてるのかしら?」
『あははっ!浮気なんかしないよ!
昔馴染みの人に呼ばれてね、行ってくるだけだ』
ロビン「剣士さんには言わないのかしら?」
『んー…迷ってるかなぁ…
ついてくって言われても困るし…』
ナミ「けど、場所によっては船で送っていけないわよ?」
『能力で海の上歩いていくから、そこは問題ないよ、
帰りもビブルカードを頼りに帰るし!』
ポケットから小さな紙を取り出し、ナミに渡す
ナミなら無くさないだろうし…
ナミ「分かったわ!気をつけてね!
ちゃんとルフィにも言うのよ?」
『それはもちろん』
ロビン「フフッ…帰ってきたら事情聴取ね」
『あはは…本当にやりそうだから怖いよ…』
とりあえず、航海士の許可は出たことだし、
ルフィにも伝えに行こう
あ、向こうで食べるように
サンジに弁当作って貰おうかなぁ〜
足取りが軽いままに、船首に船長の元へ
『ルフィ!今いいかな?』
ルフィ「A!見ろよ!向こうで魚跳ねたぞ!?」
『え?…ちょっとここからじゃ遠くて見えないかな…』
ルフィ「ほらあそこだって!!」
『と、とりあえず話を聞いて貰ってもいい?』
ルフィ「ん?なんだ〜?」
『ちょっと用事が出来て、
一旦船を降りてもいいかな?』
ルフィ「お前!?一味を抜けるのかぁ〜!?!?」
ウソップ「なんだって!?!?」
チョッパー「どうしたんだよA!?」
『違う違う!!抜けるんじゃなくて!
用事を済ませてきたいだけなんだって!』
ウソップ「ルフィ脅かすなよ!」
チョッパー「俺ビックリしたぞ…」
ルフィ「でもお前、どうやって移動すんだ?」
『能力で海の上歩けるから平気
帰りも、ナミにビブルカード渡してあるから、
その気配見つけて帰ってくるよ』
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作者名:白銀幸成 | 作成日時:2020年3月25日 1時