デビュー組との差 2 ページ16
岩橋side
やっぱりAはすごいや
見てただけなのに一瞬でダンス覚えちゃうんだもん
昔からこうだったわけじゃない
ずーっと努力して誰よりも練習してきたからこそできること
岩橋 ｢やっぱりAはすごい｣
高橋海人 ｢めずらしいね、玄樹が褒めるなんてー｣
玄樹 「べつにー、ただ思ったこと言っただけだし」
俺と海人が話してたら、隣にいた神宮寺としょう、岸くんもはいってきた
神宮寺 「ツンデレかよー笑 ま、ほんとにあいつはすごいもんな。ありえねーほど練習してたし、それは俺らが一番よく知ってるだろ？」
岸 「ほんとーによく練習してたよなー。今もめっちゃしてるって風磨くん言ってたし」
神宮寺と岸くんの言う通り、Aは俺らと一緒にＪｒ．やってる頃からずーっと一人残って練習してた
あんな広いレッスン室で、だれにも教わることなく一人で。
今考えると、あの時残ってあげてれば、声かけていれば、とかたくさんの後悔が出てきて、、、
岩橋 「Aは俺らから離れて行っちゃうのかな。今は手を伸ばせば届く距離にいる。けど、いつか一人で先走ってどっかいっちゃわないかな」
所詮、デビュー組とＪｒ．だ
出来も違ければ、経験も違う
いつかどこか遠いところに行ってしまうんじゃないか、ずっと考えていた
俺の言葉を聞いて、みんな下を向いていたけれど岸くんとしょうだけは違った
岸 「んなわけねーだろ？笑 Aだぜ？俺らから離れたりするか？笑 ぜったいないな。だいじょーぶだから変な心配すんなよ」
平野 「そうそう笑 俺らのこと大好きだもんあの子笑 それに、デビュー組とＪｒ．の間をちょっとでも縮めるのも俺らの役目でしょ？」
俺の頭をわしゃわしゃ撫でてそう言った
そうだ、俺から離れたりするわけない
ずっと一緒に過ごしてきたもん
神宮寺と海人も「だよな」なんて言いながら笑っていた
もう、Aどんだけ俺らを心配させて好きにさせるの笑
昔からずーっと努力家で、人に頼らないくせして泣き虫で、でも周りのことばっかで、ばかみたいに笑ってくれるAが大好きなんだ。
そんな思いでAを見つめていると、Ｊｒ．の子にお礼をされ、ぱたぱたとこっちに走って戻ってきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しまじまそうまり(プロフ) - 美紀さん» ありがとう♪ 嬉しいよおおお！ (2018年1月12日 17時) (
レス) id: 52ec526ff9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 結衣ちゃん移行おめでと(/・ω・)/この小説大好き (2018年1月12日 17時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
しまじまそうまり(プロフ) - 花さん» ありがとうございます！！急いで書きますね！よかったらリクエストしてください！ (2017年10月25日 22時) (レス) id: 52ec526ff9 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続き楽しみです。 (2017年10月25日 22時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2017年6月24日 1時
