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YOONGI side
Aもそのうちの一人。
唯一違ったのは、俺からAに興味を抱いて気にかけていた事くらいだろうか。
いやでも、それが一番重要だったのかもな。
それ以外はどうせ俺に興味なんて湧かねえそこら辺の奴と同じだろって勝手に決めつけてた。
、、、でも、Aは違った。こいつは、こいつだけは違ったんだ。
俺は、もしかしたら誰かに必要とされたかったのか？誰かに存在価値を証明して欲しかったのか？
「私はどんな時でも、オッパの1番の理解者で居たいです。」
誰のどんな言葉でさえも入ってこなかったはずなのに、Aの言葉だけはすーっと胸の中に溶け込むように入ってきた
俺はきっと分かって欲しかったんだろうな、、
理解して欲しかったのか、、
その日から、俺はAと少しずつ距離を縮めて今の関係になる事ができた
時間がある日は出来るだけAのそばで"キム・A"を理解しようと努力した
そしてその日から、、、
A「オッパ、？何ですかじーっと見つめて笑」
YG「別に何でもない」
気にかける存在が"気になる存在"に変わったんだ
A「何ですか〜笑やっぱり私この歌詞気に入りました作ってくださいよ！聴いてみたいです」
YG「おーー、、頑張ってみるよ」
A「やった〜！！笑楽しみにしてますね！！」
マネ「A〜取材、次あなたの番よ」
A「はーい！！じゃあーまた後で！ユンギオッパ！」
そう言ってマネージャーに呼ばれ、颯爽と楽屋を出て行ったA
YG「ん、？何だこれ」
ふとAが机に置いて行った歌詞が書かれた1枚の紙を眺めていると、とあるワンフレーズの上に星マークが描かれていた
、、、あいつか。笑
それはAが気に入ったフレーズにつける"サイン"
、、、作ってみるか
その日の夜、一人作業部屋にこもってひたすら音楽と向き合った
結果、、1ヶ月後発売されるBTSのアルバムに俺のソロ曲として収録される事が決まった
もちろん、Aにはまだ言うつもりはない笑
どーせ先に聴きたいってうるさいからな笑
ありがとうA俺を見つけてくれて。
あの日から変わらず毎日君を想ってるよ。
まあ、気付くのはずーっと先だろうけどな笑
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作者名：しまじまそうまり | 作成日時：2020年12月9日 14時
