BTSの紅一点 (ページ22)

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JUNGKOOK side

手元から少し目を離して、チラッと後ろにいる僕を見たA

もっと僕に集中して欲しくて、Aの腰を持ってくるっと回せば僕より10cm以上背の低いAは、見上げるようにこちらを見つめていた

JK「よいしょっと、、A軽いねほんと笑」

A「もう！！行儀悪い！」

JK「えーだってこっちの方が話しやすいでしょ？目線一緒だよ～」

Aの脇を持ち軽々とキッチン台へと座らせた

少し行儀が悪いけれど、こっちの方が話しやすい笑

「そーゆー問題じゃないでしょ！！」とぶつぶつ文句を言いつつも、僕が優しく頭を撫でる手は拒もうとはしないA笑

なんなら、「えへへへ笑」なんて気の抜けた笑いを見せた

ほんっとどこまで可愛いんだろうか

JK「あ、A今日の嬉しかった事と悲しかった事は？」

A「あ！！そうだね！今日まだ報告会してないね笑」

僕達2人はAの加入が決まったあの日から、お互い「嬉しかった事」、「悲しかった事」をどれだけ忙しくても毎日かかさず報告し合っている

当時はグループでのお仕事が多かったからそれほど心配することはなかったけれど、ここ最近はみんなお仕事がバラバラで見てやれないし、Aなんて特に僕達には話してくれない事とか多いからこの報告会が重要になっているのだ

A「今日はね、新しいドラマの役のお仕事が決まったんだ～まだオッパ達には言わないからグク秘密だよ～」

ドラマの役のお仕事が決まった事を嬉しそうに話すA

「うんうん笑」なんて相槌を打ちながら、ヒョン達には言わない2人の秘密事がまた一つ増えたことに喜びを感じていた笑

JK「悲しかった事は？あった、？」

A「悲しかった事は最近みんなお仕事がバラバラになってきちゃってる事かなあ。オッパ達に会える時間が少なくて、みんなで話す機会も減ってきたから少し寂しいな」

JK「そっか、、みんな帰ってきたらいっぱい話そうな。きっとヒョン達もAに会えなくて寂しがってるだろうから笑」

そう言って下を向くAの頭を優しく撫でれば、「そうだね笑」なんて言っていつもの可愛らしい笑顔を見せてくれた

A「グクは？？今日はどんな一日だった？」