4話 ページ5
A目線
?「本当に情けない、君に諭しておいて…己が実践しないなんて!!」
『なっ…!?』
(オールマイト!?何でここに…)
それにオールマイトは君、と言っていた。状況的に見て出久に言っているのだろうか。
オ「プロはいつだって命懸け!!デトロイト、スマーッシュ!!」
そう叫んでオールマイトが腕をひと振りするとヘドロは吹き飛び雨が降ってきた。
上昇気流を発生させて気候を変えたのだ。流石はNo.1ヒーロー。
俺もその風圧を近くで受け少しクラクラする。
その後ヘドロは無事回収され警察に引き取られて行った。
俺は何故か出久と一緒にヒーローに怒られ勝己はあのタフさ等を賞賛されていた。
『せっかく助けたのに怒られるなんて…』
出「はは、しょうがないよ。僕らが危ないことしたのは事実だし…」
『まぁ、確かに…でもやっぱりムカつく…!!勝己のこと助けられたんだしいいじゃん!!』
そう愚痴を吐くと出久は困ったような笑みを浮かべていた。
勝「デク!!A!!」
そう後ろから大声で呼ばれる。声の主は勝己だった。
『勝己!?』
(何しに来たんだ…??)
勝「俺は…てめぇらに助けを求めてなんかねぇぞ…助けられてもねぇ…なぁ!1人でやれたんだ…テメェらが見下してんじゃねぇぞ
恩売ろうってか!?見下すなよ俺を!!クソが!!」
そう言って勝己は帰って行った。あれだけを言いに来たのだろうか。
『流石タフネスだな…』
出「だね…」
『じゃあ俺こっちだから、出久またな!雄英、諦めんなよ?』
出「!うん、ありがとう…!!」
そう言って俺は出久と別れた。
それから数日後ついに俺たちは雄英の試験を受ける日が来た。
俺は実技試験への少しの不安を抱きながら雄英のもんをくぐる。すると少し前に出久が居るのが見え、俺は出久に駆け寄る。
『出久〜!』
出「A!!」
『や、出久、今日の試験自信ある?』
出「うーん…自身はない…けど頑張るよ、」
『ふふ、そっか俺も実技はちょっと不安だな…内容分かんないし…』
そんな会話をしながら歩いていると勝己に声をかけられる。
勝「どけお前ら、俺の前に立つな殺すぞ、」
『ったく…相変わらず勝己は当たりが強いなぁ…って勝己何で俺の事引っ張って…ちょ、勝己!?』
勝「テメェは黙って連れられてろ。」
『えー…しょうがないなぁ…じゃあね出久。』
出「あ、うん。また…」
そして俺はそのまま勝己に引きずられて連れて行かれた。
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作者名:アズール信者 | 作成日時:2023年1月2日 13時