1話 ページ2
A目線
プルルルルッ
『ん?霊幻さんから?』
影「うん、」
ピッ
«霊「あ、モブ、すぐ来てくれるか?あ、いやマジでマジで、悪霊いるんだって、お客さんと悪霊ももう待ってるから、」»
悪霊が待ってるってなんだよ…
影「分かりました、」
«霊「じゃ、頼む、早めにな?」»
ピッ…
『また呼び出し?』
影「うん、悪霊が出たんだって、」
『せっかく今日は茂夫と放課後デートでもしようと思ってたのに…』
霊幻さんあとで懲らしめないと…
霊「おーモブ、待ってたぞ、」
【あぁん?へっ、食塩の次は中学生か?】
バチバチッ、
パンッ
影「師匠、いきなり呼び出すのやめてくださいって、」
『そーですよ、せっかく茂夫と放課後出掛けようと思ってたのに…』
霊「でもどうせお前俺が呼び出さない時はいっつも出かけてんだろ?良いじゃねぇか1日くらい、」
『まぁそれはそうなんですけど…はぁ…まぁいいですよ、』
霊「いやぁ〜助かったぜ、まさか本当に悪霊が出るとはな、ほれ、今日のバイト代だ、」
チャリンッ
影「あ…どうも、」
霊「今日は低級の奴だったから半分でも十分なんだけどな、まぁサービスだ、ちゃんと時給分やるよ、」
影「はぁ…」
霊「ん?なんだ?不満なのか?」
影「あ、いえ…たださっきのほんとに低級な奴でしたよ、あれくらいなら…」
霊「ば、バッカお前…俺くらいになると強すぎて簡単な除霊作業だと周りの人も溶かしちゃうの!!」
『ブフッwwwww溶けるって…wククッ…wwww』プルプル
霊「だから弱いのをお前に頼むんだよ!!ていうかA!!お前笑い過ぎだっての!」
『だって…www』
霊「ったく…いいか?モブ、A、お前らの力は使わないともったいないんだ、使えば人助けに繋がるし、修行にもなるし、一石二鳥だろうが、
だが強大すぎる力は使い方を誤れば己のみを滅ぼす、だから暴走しないよう、だから力の使い方を俺が教えてやってるんだよ、約束しただろ?人に向けて超能力は使わないって」
こういう時だけはちゃんとしてるんだよな…この人、
影「あー…」
ぐにゃっ
影山母(次からは母)「またこの子はスプーン曲げて、いい加減直しなさいよ?その癖、」
影山父(次からは父)「良いじゃないか、茂夫も思春期なんだ、スプーンくらい曲げさせてやれよ、なぁ?」
影「えへへ…失敬、」
母「またそうやって甘やかして、しげも少しは律を見習いなさいよ?今日も小テストで満点だったんだから、」
やっぱりここは居心地がいいなぁ…
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猫山太刀公 - うわぁ〜…続きめっっっっっさ気になる〜うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…。期待してます!(最初のうわぁ〜は気にしないでください笑) (2023年1月27日 14時) (レス) @page39 id: 95c4df617c (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - 八話、学校のアイドルじゃなくて格好のアイドルになっとるでw (2022年5月30日 13時) (レス) @page10 id: 060e95838b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アズール信者 | 作成日時:2021年4月24日 14時