検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:9,645 hit

6話 ページ7

「ヤツらの目的はなんなんだ。」



「俺らのファミリーや他のマフィア達の完全な撤退だろうね。N街はあらゆる街よりもダントツで金が入る。」



「そんな理由でか、、」



「マフィアは金もうけのためだったらなんでもやるんだ。ヒカルだけだよ優しいヤツは」



ダテさんがクスッと笑いました。



「俺は麻薬と人を騙したり悲しませたりするのが嫌なだけだ。」



「昔から変わらないね。同感だよ。」



「お前もな。俺と出会ってなければただの貴族だったのに」



「貴族兼マフィアも楽しいぞ」



ダテさんは幼い頃、誘拐されてお兄様に命を救われたことがあるんです。


それがきっかけで、貴族ながらもお兄様から武術を教わり、家業をこなしながらマフィアのお仕事も引き受けていると聞いています。



しかし、兼業で幹部なんですよ!信じられませんよね!



お兄様の周りには本当にお強い方ばかりなんです!




「お兄様!ダテさん!潜入調査はいつ行きますか?」



「日が沈んでからだ。タツヤと合流する。」



私とお兄様より早く調査に行っていたタツヤさん無事でいてほしいです。



「俺たちももちろんついていくよ。サクマ支度しといてね」



サッと天井からピンク髪の人が降りてきた。



「かしこまりました!!我が主人!!」



「はははっ、!何やってるんだ、、執事ごっこか?」



「久しぶり!ヒカル!
って、、!ごっこじゃない本物の執事だよ!」




正体はサクマさんでした。ダテさんの部下の人です。

7話→←5話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆい | 作成日時:2022年3月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。