九十二話 ページ7
「と言うことです…」
「やっぱりゾムが発端じゃん！このむっつり！」
「いった！！ごめんやん！！」
バシンと爽快な音を立てて悠ちゃんはゾムくんを叩く。美也ちゃんはいつの間にか教授の隣にちょこんといてその様子をお上品に笑っている。あっちは穏やかそうだ
「エミくん、こんな事しなくても連絡くれたら会いに行ったのに」
「ごめん…」
「いいよ〜…で、どこまで着いてきて、どこまで盗み聞きしてたのか教えてくれる？」
「ヒイッ…」
いや穏やかではない。いつもしっかりしてる教授が震えに震えまくっている。側から見たらまるでイタズラした犬が飼い主に怒られるという図だ。
美也ちゃんが一番怖い。一瞬で笑顔から真顔になって本当に怖い。
「……ごめん…」
ロボロくんも私の隣に来てくれたが目を合わせてくれない、反省しているのだろう。
こんなしょんぼりしたロボロくんを見てしまうと怒るに怒れなくてどうして良いか分からず戸惑う
「…おでこ出して？」
「えっ…これでいい？」
「うん…えいっ！」
「いたっ？！」
私はロボロくんに強めのデコピンをする。ロボロくんはデコピンをしたあとばっと後ろに下がっておでこを両手で押さえている
「私も避けてたし…ごめんねロボロくん」
「…うん」
謝ったあと2人でクスクスと笑い合った
私は妙にホッとして、ロボロくんとこの地獄絵図を見る
側から見たらかなり面白いもので2人してお腹を抱えて爆笑してしまった
「と言うかロボロくん、どこまで着いてきてどこまで盗み聞きしてたの？」
「いや、言うて三人で遊んでフードコートおったで。あんさんらがナンパされてたの見て急接近してバレたんよな。ほんまにただの遊びやったよ」
「あ、あ〜そっかぁ…」
なら下着のこととかバレてない気がする。下着が入った袋はカバンの中に入れてるし
とりあえず一安心して、そろそろこの地獄絵図を止めに行かなければならないなと思い2人で美也ちゃんと悠ちゃんをなだめに行ったのだった。
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愛里(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作楽しみに待ってますね〜 (12月24日 22時) (
レス) id: 0d43337dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ちら(みかもん)(プロフ) - yuiさん» 返信ありがとうございます！！早速ciさんの百合読まさせていただきます！！ありがとうございましたー！！！それでは！ (12月24日 7時) (レス) id: b06dce0be8 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - yuiさん» 完結おめでとうございます！×××の方も楽しませていただきました…もうキャベツが全部はげて肉のみになったrbr、とっってもよかったです！これからも新作楽しみにしております。返信は不要ですm(_ _)m (12月24日 0時) (レス) id: 17eae42373 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - ちら(みかもん)さん» めちゃくちゃ嬉しいです…！！ギャップ萌えマジで大好きなんです…！！1から読み返すと色々アラが見つかりそうで申し訳ない…ご趣味に合えばciさんの百合でお嬢様パロもよろしくお願いします！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - おこめさん» ただいまです。返信がとても遅くなってしまって本当に申し訳ないです。基本的に学校以外は家にいるのでだいぶぬくぬくしてます…笑急に寒くなってインフルエンザも流行ってるのでお体にお気を付けてください！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2023年7月23日 3時
