百三話 ページ22
パチリと目が覚める
外は明るくて、日差しでどうやら目が覚めたようだ
起き上がると隣ではまだロボロくんが気持ちよさそうに横向きで寝ている
(よかった、腰と喉痛くないや)
昨日、初体験が終わったあとよく効く湿布と痛み止めをもらったおかげか少し違和感があるだけで痛みはなかった
それよりかはお腹の方が筋肉痛になっており笑ったら痛そうだ
「可愛い寝顔」
本人には絶対に口を滑らしてはいけないが寝顔も女の子のように可愛い髪もサラサラの艶々で天使の輪っかができている
肌も他の子達より色白で日頃紫外線対策をしている私からすると少し悔しい気持ちも湧いてくる
(よかったな…男の子で)
だってロボロくんが女の子でも私はロボロくんを好きになってしまうから、ロボロくんが女の子だと可愛くて誰かにきっと取られていただろう
想像するだけで耐えられないのでもう考えることをやめた
「ん…？」
寝顔を見過ぎたせいかロボロくんが起きてしまったゆっくりと目を開けて私の方を見る
「A？」
「おはようロボロくん」
「…うん」
少し掠れた声で返事をして、まだ眠そうな目で私の顔を見つめてくる
どうしたの？と聞くと返事はなくどうやらスマホを探してるみたいだった
「えっ…まだ8時やん…」
「あれ？まだそんな時間？」
どうやら思った以上に早く起きてしまったらしい、昨日は割と遅めに寝たのだがそれでも頭はスッキリしている
するとロボロくんはスマホをぽいっと投げて、私の腰に寝たまま抱きついてきた
「わっ、どうしたの？」
「もっかい寝ようやぁ…まだ眠い」
「朝ごはん一緒に作ろうって思ったんだけどな」
「昼にしようや…」
コレはもう引く気はないなと思って私は諦めてもう一度布団に寝転んでロボロくんと向かい合わせになる、ロボロくんは目を細めたまま微笑んで私を引き寄せた
「んーー、Aあったかい」
「冬だとよかったんだけどね…」
「これがええねん」
あいにくと今は夏で抱き枕にするには季節が合わないだろう
それでもロボロくんは私のことを力強く抱きしめて離さない
体温が心地よくて、私も段々と眠気に襲われる
(大好きロボロくん)
幸せを感じながら私はもう一度大好きな人と一緒に眠りについたのだった
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愛里(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作楽しみに待ってますね〜 (12月24日 22時) (
レス) id: 0d43337dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ちら(みかもん)(プロフ) - yuiさん» 返信ありがとうございます！！早速ciさんの百合読まさせていただきます！！ありがとうございましたー！！！それでは！ (12月24日 7時) (レス) id: b06dce0be8 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - yuiさん» 完結おめでとうございます！×××の方も楽しませていただきました…もうキャベツが全部はげて肉のみになったrbr、とっってもよかったです！これからも新作楽しみにしております。返信は不要ですm(_ _)m (12月24日 0時) (レス) id: 17eae42373 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - ちら(みかもん)さん» めちゃくちゃ嬉しいです…！！ギャップ萌えマジで大好きなんです…！！1から読み返すと色々アラが見つかりそうで申し訳ない…ご趣味に合えばciさんの百合でお嬢様パロもよろしくお願いします！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - おこめさん» ただいまです。返信がとても遅くなってしまって本当に申し訳ないです。基本的に学校以外は家にいるのでだいぶぬくぬくしてます…笑急に寒くなってインフルエンザも流行ってるのでお体にお気を付けてください！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2023年7月23日 3時
