九十九話 ページ17
「ごめん！！ボタンどれだっけ？！」
「×ボタ…えっ、あんさんどこのボタン押したん？！」
「ごめん！！無理だ！」
ホラーゲームはだいぶ白熱していて、時間を忘れるくらいにプレイしている
基本的に2回ゲームオーバーしたら変わるということにしてるがなんせ私はゲームが下手くそでほぼロボロくんがクリアしている
「焦りすぎやA」
「いやぁ〜いつ追いかけてくるか分からないから焦っちゃう」
「次俺やな」
ふふんと自信ありげなロボロくんにプレイを代わってもらってジッと画面を見る
確かにロボロくんはとても上手で一度変わったら中々ゲームオーバーにならない
(横顔かっこいいな)
普段、可愛いや小さいと言われる彼の真剣な表情
基本ロボロくんは笑っているので勉強してる時やこういう時にしか見れない
私以外にこの表情を見ている人は一体どれくらいいるのだろうか
きっと、きっと何人もいない
(えへへ…)
ロボロくんの肩に私の頭をコツンとくっつけて擦り寄る
ロボロくんは真剣な表情がちょっと緩んで横目でコッチを見てくれた
「なんやー？甘えとるん？」
「うん」
「かわええなぁ」
ホラーゲームのはずが部屋には柔らかい、穏やかな雰囲気が漂っている
(結婚したらコレが毎日続くのかな？)
それならとても幸せだろうな…と思いながらロボロくんのプレイを見ていた
________________________
「クリアした〜！疲れたね！！」
「ほぼ俺がやってへんかった…？」
「画面ばっか見てたから私は怖かったよ…次何する？映画でもみよっか？」
ロボロくんが持ってきた色々なゲームがある棚をじっくり見ていると背後からギュッと抱きしめられた
「A」
耳元でとても優しい声で私の名前を呼ばれる
顔に熱が集まるのが分かった、そしてロボロくんの方を私は振り向けなかった。
「こっち向いてや」
うなじに優しくキスをされてしまって、ビクッと体が震えてしまう
「耳まで真っ赤でかわええなぁ」
「！」
うなじから耳に唇を這わされ背中がゾクゾクする
ああ、今がそうなんだなと思ってゆっくりとロボロくんの方を向くとロボロくんも顔は真っ赤、でも笑っていた
「なぁ、そろそろかまへん？」
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愛里(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作楽しみに待ってますね〜 (12月24日 22時) (
レス) id: 0d43337dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ちら(みかもん)(プロフ) - yuiさん» 返信ありがとうございます！！早速ciさんの百合読まさせていただきます！！ありがとうございましたー！！！それでは！ (12月24日 7時) (レス) id: b06dce0be8 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - yuiさん» 完結おめでとうございます！×××の方も楽しませていただきました…もうキャベツが全部はげて肉のみになったrbr、とっってもよかったです！これからも新作楽しみにしております。返信は不要ですm(_ _)m (12月24日 0時) (レス) id: 17eae42373 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - ちら(みかもん)さん» めちゃくちゃ嬉しいです…！！ギャップ萌えマジで大好きなんです…！！1から読み返すと色々アラが見つかりそうで申し訳ない…ご趣味に合えばciさんの百合でお嬢様パロもよろしくお願いします！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - おこめさん» ただいまです。返信がとても遅くなってしまって本当に申し訳ないです。基本的に学校以外は家にいるのでだいぶぬくぬくしてます…笑急に寒くなってインフルエンザも流行ってるのでお体にお気を付けてください！ (12月23日 23時) (レス) id: 2a7b013101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2023年7月23日 3時
