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攻防 ページ8

紅「女の後ろに隠れるたァ第8は臆病者の集まりか!?」


紅くんから大きな炎の塊が打たれる
茉希くんが一旦は炎を弾く


茉「私も消防官です!!なめないでください!!」

紅「弾いたつもりか」

煉合能力を使う紅くんは第8が束になっても勝ち目はない
少しでも皆の援護を…


桜「A」


『大隊長…!!』


桜「Aは何もしなくていい、お前も何かを見たのなら俺たちだけに無理に味方をするな

これはどちらが必ず正しいとは言えない」


『…分かりました…、でも、それでも僕は第8がそんな事しないと分かっています

それは、確かですから


紺炉中隊長を呼んできます、彼なら相談に乗ってくれるはずです』


桜「分かった!」


詰所へと足を急がせる
伝導者が浅草で“焔ビト”化を起こす理由が分からない
なんのメリットがある?

…2年前の大災害
浅草には“鬼”が出現していた

また“鬼”の出現を試みている…?
それなら態々僕達を仲間割れさせる必要性なんて…

いや、単純に戦力を分散させたいのか?



『君の考えている事は僕は寸も理解出来ないよ、伝導者』


布の奥、白い顔が微笑む
あれほど気味の悪い顔を僕は見た事がなかった

アレを神というのなら、世界はとうに終わってしまっているのだろう


暫く走って詰所の暖簾が見えた
暖簾を潜れば紺炉くんがいて、丁度外に出ようとしていたのか靴を履いているところだった


『紺炉くん!』


紺「どうしたんだ?外も騒がしいし…何かあったのか?」


『詳しい事は後で…紅くんと第8の皆が戦い始めちゃったんだ
どちらも間違ってないから、止められなくて…紺炉くんなら紅くんを止められるかと、思って…

ごめん、病の紺炉くんにこんな事頼んでしまって…』


結局は他人だよりになってしまう
自分じゃどうにも出来ないからって、紺炉くんに頼るなんて



紺「…若は昔っからきかん坊だからな、どうせ話を聞かなかったんだろ?

お前も変わっちゃいねぇな、あの時からずっとお前は優しいままだ

思い詰めるなよ、この位なんてこたァねぇさ

寧ろもっと頼ってくれた方が俺も安心するしなぁ」


頭に乗った大きな手


『…そんな事はないよ…僕は非道な人間だ
周りにも頼ってばかり

…でも、ありがとう紺炉くん』

紺「自分を卑下するところも変わっちゃいねぇな

ほら、若の所に案内してくれ
早くしねぇと若が第8の連中を燃えカスにしちまうぞ」


頷いて、紺炉くんを紅くん達の元へ案内をした

無茶→←怒り



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れお(プロフ) - 続きが気になる、、ここで終わっているのがすごくもったいない、、 (2020年11月24日 18時) (レス) id: b29a35a684 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます〜!! (2020年9月25日 12時) (レス) id: 1f4ab3e25a (このIDを非表示/違反報告)
門神(プロフ) - 未羽さん» ありがとうございます!!楽しんで貰えるよう頑張ります!! (2020年6月11日 1時) (レス) id: 170f584af4 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!これからも楽しみにしてます!! (2020年6月11日 0時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:門神 | 作成日時:2020年6月10日 23時

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