初仕事 ページ8
ジ「変な奴には関わらねぇこと、怪我したらきちんと治療をしろ、ほったらかすな
あと夜に会いに行くから必ず窓を開けておけ、開いてなかったら割るからな」
突然の言葉責めで頭が置いていかれそうになる
変なやつなんてそうそういないと思うけどなぁ、それに軽い怪我は別に治療しなくたってそのうち治るし…
窓は割られたら困るからちゃんと開けておくけどさぁ
『ジョーカーもちゃんとご飯食べてね、突然人を怒っちゃダメだからね、あと』
ジ「あン？」
『ちゃんと会いに来なきゃ怒るから』
ひゅ、と息飲む音がしたと思ったらジョーカーが固まった、どうしたんだろ
そろそろ行かないと待ってるから、と背中を向ける
ジ「…行ってらっしゃい」
『！ふふ、行ってきます』
手を振って第8までの道のりを辿る
初めて言われたかも、ジョーカーに行ってらっしゃいなんて
何だか嬉しいな
消防隊に入るのは8年振りかぁ
また戻るなんて思ってもいなかった
当時の中隊長の1人に大隊長を任せて飛び出してしまったのは少し後悔をしている
あの子は確かに実力はあったけれど少しプレッシャーに弱かったからなぁ
たくさんの事を考えているうちにいつの間にか第8に着いていた
扉を叩く
そうすると待ってましたと言わんばかりの速さで日下部くんが扉を開けた
森「Aさんおはようございます！」
『おはよう日下部くん』
森「あっ自分のことはシンラって呼んで欲しいです！…その、迷惑でなければ」
『ふふ、じゃぁシンラくんよろしくね』
通された大隊長の部屋
桜備殿が見事な筋肉を扱いていた
その隣にはいたって冷静な火縄中隊長
うーんやっぱり個性が強いな
桜「来てくださったんですね！それで…入隊はしていただけるんですか…？」
恐る恐る聞く桜備殿に笑いが漏れた
『えぇ、勿論です
よろしくお願いしますね』
手を差し出せば、桜備殿はその大きな手で僕の手を包んだ
うーん大きさの違いが凄い
いつの間にか後ろにいた森羅くんは居なくなっていたが火縄中隊長さんも歓迎してくれた
桜「そう言えば他の隊にはバレたくないんでしたね？」
『大隊長殿、僕はもう貴方の隊員ですよ
隊員に敬語を使うのは不自然ですよ、僕に対しては尚更ね
質問に対する回答としては変装をするつもりです、多少声を変えれば僕だとは気づかれません』
大隊長がそれもそうか…と納得していると警報が鳴り響く
第8特殊消防隊としての初仕事だ
そう意気込んで狐のお面を付けた
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門神(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！今後も頑張って行こうと思います!! (2020年5月28日 1時) (
レス) id: 170f584af4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続き楽しみしています！応援しています！ (2020年5月28日 1時) (レス) id: a6228b64bd (このIDを非表示/違反報告)
門神(プロフ) - 未羽さん» ありがとうございます！Twitterもフォローさせて頂きました！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 170f584af4 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新待ってます！！あとTwitterもフォローするので、うちのもフォローしてくれると嬉しいです！ (2020年5月25日 12時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：門神 | 作成日時：2020年5月23日 3時
