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目「失礼しまーす」
先「おお、きたか。とりあえず座れ。」
そう言われ隣同士に座る俺達
先「今日呼んだのはな、お前達の入試の事だ。
2人とも合格ギリギリ最低ライン!!
って事で俺から2人にプレゼントだ!」
先生はにやにやしているが俺達は顔が引きつった
先生が差し出してきたのは大量の課題
目「これ全部やれと、、、?」
先「ご名答!わかったら帰れ帰れ〜」
がはははと笑う先生の声を背に
俺達は職員室を出た
「この量やばいね、、、」
そう言いながら顔を歪める彼女もまた可愛くて
俺は彼女の事をもっと知りたくなる
「よかったら一緒にやらない?蓮君」
不意に呼ばれた名前
驚いて彼女を見る
「あ、ごめん。馴れ馴れしいよね
でもなんか目黒君より蓮君って呼びたくて」
彼女は少し俯いて照れ臭そうに笑った
目「蓮君でいいよ」
そう言った俺の顔はきっと真っ赤なんだろう
「やった!私の事もAって呼んでね
それで、課題どうする?」
目「俺1人じゃ絶対無理だし、
一緒にお願いします」
ペコリと頭を下げると
「まかせとけーーー!って私も馬鹿なんだけど(笑)
じゃあ私先行くね」
そう言って先を歩くAを見つめながら
俺は小さくガッツポーズをした。
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作者名:yui | 作成日時:2020年4月1日 19時