君とみる未来2 (ページ6)

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だけどたまに会える時間に

家で2人で料理を作ったり

DVDを見たりそんなことが楽しくて

いつの間にか僚のことを考える時間は

無くなっていた

この時の私はこの先待ち受ける悲劇なんて

想像もしていなかった

早番の仕事が終わり帰り支度をしていると

携帯の画面には"目黒蓮"の文字

目「もしもーし」

「もしもし、仕事終わった？」

目「うん、意外と撮影が早く終わって

もう終わり！

今日さメンバーのみんなで

飯行くことになったから遅くなるかも」

「そうなんだ！楽しんできてね」

そう言って電話を切り、家に着いたら

何をしようか考える

久しぶりにsnowmanの動画でも見ようかな

恥ずかしいからってあまり見せてくれないしね

そう思い家に帰りのんびりしていた

ガチャガチャ

そんな音が聞こえてきたのは

お風呂もご飯も終えた時だった

「え、、、」

その物音に恐怖を感じる

誰かが部屋のドアを開けようとしていた

とっさに電話を手に取り目黒君に電話をかける

「只今電波の届かないところにいるか

電源が入っていない為おつなぎすることができません」

そんな機械的な音声が聞こえてくる

藁にもすがる思いで電話をかけ続けたが

繋がらない。

ガチャ

そんな音ともにこちらに向かってくる足音

「なんで、、、、」

部屋に入ってきたのは僚だった

「何しにきたの、、、」

そう冷たく言い放つと僚はこちらを

真っ直ぐ見ながら答えた

僚「合鍵捨てないで正解だったわ」

そう言いながら私に手を伸ばした

その瞬間近づいてきた顔

「やめてっっっ」

それでも僚は止まらない

「、、、っ彼女いるでしょ！！」

僚「別れたから」

そう言って私を寝室に引きずり込むと

当然のようにキスしてきた

いくら抵抗しても男の力には叶うはずがない

どのくらいの時間がたっただろう、、、

隣には何も言わずに自分の服を拾い上げる

僚の姿

僚「帰るわ。お前、俺から離れられると

思うなよ」

そう一言だけ言い残し僚は部屋を出ていった

ドアが閉まる音を聞きながら

頬には大量の涙

目黒君を裏切ってしまった

そんな思いを抱えながらベットに潜り込んだ