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スノ「どうも〜スノーマンで〜す」
その掛け声と共に撮影が始まる
俺はAちゃんが気になってしまい
ずっとソワソワしていたが仕事だからと
必死に普通を装う
地獄服を選んでしまったメンバーが
ギャグをしたり、天国服メンバーが
甘い台詞を言ったりと
和気あいあいと撮影が進んでいく
そしてついに俺の番
俺が選んだのは天国服だった
Aちゃんが選んでくれたのかな
そんな事でも少し頬が緩む
深「じゃあ、目黒登場〜」
翔「おおおおお〜」
佐「色気だだ漏れじゃねーかっっ」
そうメンバーが口々に言う中俺は甘い台詞をを
カメラに向かって呟く
"ずっとあいたかった。
忘れた日は1日もない"
Aちゃんに伝われと願いを込めて
その台詞を言った時、彼女の表情が一瞬崩れる
しかしすぐに元に戻り口を開く
「目黒さんは身長が高いので、細身のパンツに
きれい目のジャケット。
シンプルに仕上げる事で少し大人な
印象になるようにしました」
今日初めて俺を見るAちゃん
その瞬間俺の中の気持ちがどんどん蘇る
撮影が終わってからメンバーが
Aちゃんの所へ集まり話しかけていた
その様子を遠くからじっと見つめる
話しながらたまに笑顔になる顔は昔と変わらなくて
今すぐあの中に行ってだきしめたくなる
話をしていた翔太くんが俺に気付き近づいてくる
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作者名：yui | 作成日時：2020年3月16日 19時
