君とみる未来 (ページ33)

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滝「みんな心配してるぞ。

目黒が最近元気ないって。

何かあったら俺にでもメンバーにでも

話してみろ。」

そう言われ少し泣きそうになる

目「滝沢君は表舞台に立っていた時

誰かを好きになったことありますか？」

滝「好きな人でもできたか、、、？」

そう言う滝沢君の目が少し曇っている気がして

目「いえ、そう言うわけじゃ、、、」

そう続けた。

滝「俺はお前らがjrの頃から

ファンだけは傷つけるな

そう言い聞かせてきたよな。

ファンの子がいるから俺達がステージに立てる

そんな子達を傷つけるならステージに立つ

資格はないと」

そう言う滝沢君の顔は真剣で俺は

何も言い返せない。

滝「でもな、それは恋をするなって事じゃない。

ジャニーズが恋をしていけないなんて

ルールがあるか？先輩はみんな

結婚してないか？違うだろ？

お前はまだ若い。未来もある。

恋をするなって言ってるんじゃない。

用はその恋を周りが応援してくれる様な

男になれ。って事だよ」

そう滝沢君は言った

目「滝沢君はそう言う経験あったんですか？」

滝沢君は俯いた後少し寂しそうに笑い

滝「昔の話だよ。その時の俺は

相手もファンも事務所も納得させられる様な

男じゃなかった。それだけのことだ。

いいか、目黒。ファンを悲しませるな。

それは絶対だ。だけどジャニーズのお前も

恋をしたお前もそれは目黒蓮なんだ。

お前の人生だよ。色々な事を諦めるな」

そう言って頭をポンっと叩いた滝沢君は

やっぱり俺の憧れの大きな男だった。