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Aside
待ち合わせ時刻の30分前
仕事が早く終わり少し早めに着いてしまう
緊張と楽しみがごちゃ混ぜな気持ちで彼を待つ
目「ごめん、待った？」
そう声をかけられ振り向くと
なんの変装もなしに手を振る目黒君がいた
「全然！今来たとこです。
てか変装しなくて大丈夫ですか？」
目「大丈夫！俺、顔バレしないから(笑)」
俺もまだまだだね〜なんて言いながら笑うけど
彼のスタイルの良さとオーラはやっぱり
一般人とは違うものがあった
お店までの道でいろいろな話をした
年齢が同じだと私はわかっていたが
目黒君はそれを知ると
目「なら、敬語やめてよ」
そう少し拗ねたように言った
彼のそんな表情にドキドキする胸を押さえつつ
「がんばります、、、」
そう答えるのが精一杯だった
連れてこられたのは小さな個室の居酒屋
目「こーゆーところの方がゆっくり話せるとおもって」
そう言う目黒君はやっぱり芸能人なんだなと思う
席に着くとお酒を頼み、少し雑談をした
基本は目黒君が話すことを聞いていただけだけど
目「じゃあ、とりあえず乾杯？」
そう言ってグラスを傾ける彼は
大人の余裕が醸し出されていて私は少し圧倒された
食事を食べながらお互いの話をする
私も最近snowmanのファンになったこと
ライブに行くのは初めてだったこと
ライブは最初から最後までかっこよくて
また行きたくなったことを話した
目「ちなみにAちゃん
めめ担？」
そうニヤッとしながら聞いてくる目黒君
「え、、、、はい、、、、」
本人の前でそう当てられて恥ずかしい気持ちを隠す
目「あのライブの日、、、
俺のうちわもってくれてるなって見てた
それがAちゃん
まさかライブ終わりにまた見るとは思わなかったけど」
そう嬉しそうに話してくれた
目「そろそろ帰ろっか。あんま女の子
遅くまで連れ出せないし」
そう言う目黒君の言葉にうなづき
お会計に行こうとする
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作者名：yui | 作成日時：2020年3月16日 3時
