お隣のお兄さん

怪しい会話 ページ27

残り1週間だった夏休みが残り3日へと迫っていた。



「オンマ！歯磨きセットもいるよね？？」

「向こうにあるでしょ！」

この会話でもう分かる方もいると思うけど私は今、明日の一泊二日の日本への家族旅行のための用意をしている。

夏休み残り3日のうち2日は家にいない。
もちろん会いたいと思っているミニョンさんに会えることもないだと思う…

少し気分が乗らない状態で私は部活に行った。

「A〜！明日旅行でしょ？」

「ユジョナ〜！そうよ」

「え！Aどこ行くの？」

最近パクウインクというあだ名が付けられたパクジフンが聞いてきた。

「あ！ジフナ！日本だよー」

「お土産よろしくね笑笑」

「おれも！！！」

「はーい笑笑」

雑談後ダンスを踊り、買い出しに行くことになった。

「カウィバウィボ」

この、合図で一斉にじゃんけんをした。

「グーの人が負け〜！」

「グーの人手あげて」

手を挙げたのは私と後輩のウィウンくんだった。

「Aさん！行きましょう」

「いこう！」

ウィウンくんはジフンと仲が良い。
普段、私と特別仲が良い訳でもないし悪い訳でもないけどとてもしっかり者で可愛い後輩であることは間違いない。

「Aさんって好きな人いるんですか？」

「え、いないけど？」

「そうなんですか。」

「なんで？そんなこと聞いたの？」

「あ、いや！」

なにか隠しているようなウィウンくん。


「だれかに何か言われた？？」


私がそう言うとウィウンくんの耳が赤くなった

どうやら図星みたい

「まぁいいや！早く買ってこー！笑笑」

ウィウンが小さくのごめんなさいのポーズをしたのが可愛いくて何も気にすることがなくなった。

ーーーーーーーーーー20分後ーーーーーーーーーー

部活に戻ったらみんなに買ってきたアイスを配る

なにやらウィウンくんとジフンが話している…？
気になって私は盗み聞きをした。

「いないそうですよ！」

「ほんとう？」

「はい！」

「ありがとう！！！」


私の話？？かな？

私に気づいた2人はさっさとその場を移動してアイスを食べ始めた。なんか奇妙だ。



そんな部活が終わり明日は旅行！とても楽しみ。


「デフィ明日楽しみだねおやすみ」

「Aとっても楽しみだよ。おやすみ」


この会話をしたのは夜の1時だった明日が楽しみで寝ることができないデフィに付き合っていたらいつのまにか時間が経っていた。


ほんとに明日が楽しみ。

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