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深澤side
佐久間が上手く呼吸ができないことに気がついた。
仕事勝手にずらしたりしたから負い目感じさせちゃったんだろうな
どんどん苦しそうになっていく佐久間に慌てそうになる
が、ここで俺が焦ったとこで仕方ないから
あくまで平然を装って抱きしめたり、背中摩ったり
し続けていたら佐久間の呼吸が落ち着いてきた
佐「ハァ……明日ッ……仕事行くから……」
ダメに決まってんだろ。
そう怒りたいのをぐっと堪えてなんでダメなのか
佐久間だけの問題じゃないことをちゃんと伝えれば
いいと思ったんだけど……
佐「ヒック……ッ……フゥっ……んっ……ハァ……」
大号泣されてしまっている。
いやそりゃそうだよな。うん。分かるよ嫌なの。
俺らだけの問題ならいいけど、スタッフさんとかに移ったらね
きっと佐久間も頭ではわかってるんだ。
「勝手に仕事ずらしてごめんな……落ち着いたら楽屋戻ろう。」
そう言って、小さな佐久間の身体をまた包み込む。
佐久間相当熱あるよな
阿「わ、どーしたの!やっぱ、佐久間無理してた??」
あまりにも楽屋に来ないから心配して探しに来ちゃったと阿部ちゃんと康二。
「俺が泣かせちゃたの」
ヘラりと笑ってみせる
康「なんかいるもんあります???俺買ってくるで??」
いつもよりもすごく小さな声でそういう康二
周りのことよく見えるんだなって
「体温計とブランケットと冷えピタ、あと軽く食べれそうなゼリーとか欲しいかな」
阿部ちゃんはこの後別の収録あること分かってたから康二に全部頼んで、とりあえず佐久間を楽屋まで運ぶことにした
こんなけ軽かったら佐久間のことお姫様抱っこで運べるわ……
「ちゃんと食べてんの?」
佐「ン……ハァ……ハァ……」
苦しそうに首をふるふると横に振る佐久間をソファに移すとまた大粒の涙を流す
ポンポンと頭に手を置きながら自分の持ってきていた上着を佐久間にかけて、マネージャーにメッセージを送る、
佐久間のこと病院に連れていきたいんだけど車出せる?
直ぐに既読はつき、30分後には着くとのこと
「佐久間後で病院行こうな」
佐「グスッ……んっ……ごめん、……ふっか……」
目に腕を当てながらそうやって言われる
「困った時はお互い様だって」
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京本恵海(プロフ) - リクエストです 。この小説の続きで良いので佐久間くんがこの小説みたいに体調崩して詳し検査をして阿部くんとの赤ちゃんを妊娠していて妊娠3ヶ月だと言われスノーマンがシェアハウスする話を観たいです。私は熱烈なあべさく坦のなので書いて頂いたら幸いです。 (2021年1月10日 2時) (レス) id: 2a2725e417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴの | 作成日時:2020年11月30日 23時