桃色の頬。

04 ページ4

阿部side


やっぱ、佐久間おかしいきがする。


心配になってコソッと話しかけることにした


「佐久間、寒い？」


室内は暖房がかかっていて、半袖でいても平気であろう暖かさであるのに


普段のアニメTシャツの中からはヒートテックらしき長袖が出ていて、さらに少し分厚めのパーカーを羽織っていて、汗一つかいてない。


佐久間代謝悪いほうじゃないでしょ。


朝気になったクマと関係ある？


体調崩してない？？？


佐「んーん、寒くないよ！ありがとね！」


コソコソっと伝えてくれる佐久間。


メイクでこそあまり分からないが


いつもと変わらない笑顔でいる佐久間の頬が微かに薄桃色がかっているようにみえる。


季節の変わり目で、崩しやすい時期だから


みんなで気をつけようねって話したとこだったから言いづらかったりもすんのかな


収録の合間にまた声掛けに行こう。


深「もうっ！阿部ちゃ〜ん！！！！」


てか、自称ドラマ班たちの中に1人だけまともなの俺だけだったわ、無理なんだけど！！


「えええーーーーっコッチに振るなよ！！！」


.
.
.
.

.


1本目の収録は佐久間とコソッと話をしてから30分ほどで終わった。


佐久間に話しかけようと思ったんだけど、当の本人は近くに見当たらなくて、とりあえず康二と楽屋に帰ることにした。

ふっかはスタッフさんともう一本の収録の話してる。

MCって大変だ、

05→←03

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す