甘党イエロー。 (ページ4)

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Aside

「そこはこうやるとやりやすいよ！」

今日は私が新人ちゃんの教育担当を任せられながらの仕事で、平日の昼間だからそんなに忙しくないからできることではあるものの二つのことを同時に行うのは難しくて、少し悩んでいた。

新人「Aさんの教え方凄く分かりやすくて、勉強になります！！」

エスパーなの？？？？私が欲しい言葉なんですぐくれるの？？？おばちゃん泣いちゃうよ？？？？？

「いい子過ぎて泣ける……」

そんな会話をしてるとカランコロンと扉が音を立てた。

「「いらっしゃいませ」」

ぼそっと新人ちゃんにさっき練習したとおりにやれば大丈夫だよといいレジに立って貰った。

帽子を被り、マスクで、レンズが少しオレンジがかったサングラスを付けた180センチは超えているだろうと見れる大柄なお客様で、新人ちゃんがガチガチに緊張しているのが分かる。

新人「い、いらっしゃいませ……ごっ、ご注文をお伺いいたひます！！」

何かあっても動けるようにほぼ真横にいた私は耳もとで大丈夫だよー深呼吸深呼吸と伝える。

岩「ここ、知人からオススメされてきたんですけどイチオシメニューとかありますか？甘いもので」

新人ちゃんがこちらを見つめて助けを求めてくるので対応を変わることにした。

「どういった物を普段食べられますか？？？」

接客が好きな私は大柄な男の人にもニコニコと話しかけてしまう。