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「は？」
やっと顔を上げた。
ともやはびっくりしてるのか、怒ってるのか。
「まだこやと連絡とってたの？」
予想外の質問に私がびっくりしてしまった。
「え？怒ってない？」
「撮影は別にいいよ」
「なんだあ、」
撮影は、ってことは。
「でもこやと連絡とってたのは嫌」
そう言ったともやは、本当に嫌そうで、
なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。
「ごめんね、今はもうしてないから」
「うん」
携帯を触っている彼を包むように抱きしめた。
こんな風にさせたかったわけじゃないのに。
ぎゅーっと力を込めた。
「撮影いつくるの」
私の腕の中で喋るともや。
「来週です」
「外撮影の日か」
「そうカメラマンしてって頼まれたの」
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作者名：Diana | 作成日時：2019年2月11日 14時
