3話 ページ5
待ち合わせの時間の10分前。
あの後一旦寮に戻って、着替えてきた。
今日は割とシンプルにパーカーにズボン。
昔から男の子っぽい格好ばかりしている。
その方が動きやすいからだ。
(それにしても凛……昔より随分
背がおっきくなってたな…//)
なんて考えてたら校門が見えてきて、
私服の凛が待っていた。
美咲 「ごめん、待った?」
凛 「いや、待ってねぇよ。さ、行こうぜ」
と言われて凛の後ろに着いていく。
海までは歩いて行ける。さほど遠くはない。
海に着いてからは2人で海辺に座ってた。
凛も私も海を眺めるのは好きだった。
凛 「なぁ… お前は怒らねぇのか…?」
美咲 「なにを?別に凛に怒ることなんて…」
凛 「俺がオーストラリアに行ってから途中で
連絡取れなくなったこと。怒ってねぇのか?」
美咲 「あー…怒ってはないよ。でも心配はした
でも凛にもいろいろあると思ったから」
凛 「そうか……悪かったな。連絡出来なくて」
美咲 「ううん。大丈夫だよ」
本当はなにがあったか知りたかった。
でも無理に聞くのはダメだと思ったんだ。
ただ、今はまた凛と会えたのが嬉しかった。
またこうして何気なく一緒にいれることが
好きな海を見ながらただ話すことが。
ただただ……嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。
美咲 「でもまたこうして凛に会えて嬉しいよ」
凛 「そうか。さすがに俺はびっくりしたけどな…笑」
美咲 「そうだよね!笑 」
なんて海を見ながら笑いながら話をした。
そりゃあ私もびっくりした。まさか凛がいるなんて
思ってみなかったから…笑
夕日に照らされる凛はどことなく綺麗で。
ますます、凛が好きなんだ……と
自覚させられた。
少し顔が熱くなった気がした。
そんなことを凛が見ているとは知らずに
そんなことを考えながら海を見ていた。
凛 「さ、寒くなる前に帰ろうぜ。寮まで送ってく」
美咲 「うん、ありがとう」
あぁ…やっぱり凛が好きだ…。
なんて思いながら寮に向かった。
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どうも、主です!m(_ _)m
どうも話がグダグダで長い……(汗)
すいませんっ!!m(_ _)m
ちょこちょこ凛ちゃんSideを
挟みつつ話が進んでいく予定です!
気長に待って頂けると嬉しいです!
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作者名:遊玻 | 作成日時:2022年2月5日 20時