桜の咲く頃に…。 (ページ25)

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１８話ページ25

凛に素直な気持ちを伝えた。

凛は少し驚きながらも安堵した表情をしていた。

凛「そ…そうか…よかった…。」

なんて言いつつ凛はニカッっと笑った。

凛が笑うと同時に花火があがった。

美咲「花火…綺麗…」

凛「お前も十分綺麗だ……」

そういう凛の言葉は花火の弾ける音にかき消された…………

そして私と凛は恋人になった。

恋人になってから凛はより過保護になった。

そして数日後、凛はハルを連れてオーストラリアに行った

全国大会の日に凛は帰ってくる。

それまでにいろいろ調べよう。

オーストラリアのこと、これからやりたい夢のこと。

凛はオーストラリアにいても、ちょこちょこ電話や

メールをくれていた。ホームステイでお世話になった

ラッセルとローリーのことも教えてくれた。

そして全国大会の日。

凛は少し遅れて会場入りした。

凛はみんなに挨拶をしたあとすぐにこっちに来た。

凛「よ、ただいま、美咲。」

美咲「うん！おかえり、凛！^^」

凛「おう！体調は大丈夫か？」

美咲「うん！待ってる間はいろいろ調べものしてたから。」

凛「調べもの？なんのだ？」

美咲「それは大会が終わったら話すよ。今は試合に集中して？」

凛「お、おう…」

美咲「凛…全国頑張ってね」

凛「あぁ、ちゃんと見てろよ？」

美咲「うんっ！！^^」

そうして凛の試合が始まった。

凛は、１位だった。

凛がプールサイドから、こっちを見て笑った。

そんな顔を見たら嬉しくて泣いていた。

その後、全国が終わり凛の高校最後の夏は終わった。

大会が終わり、３年生は引退した。

それからはいつもと変わらない生活だった。

私は、卒業後のことを決めていた。

そして桜が咲き始めた頃………………

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