桜の咲く頃に…。 (ページ11)

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7話ページ11

今日は病院の日だ。

授業が終わったらそのまま病院に行く。

だから部活も休みだ。病院の後は

まこちゃんの家に泊まる予定だ。

(今日の病院早く終わるといいな…)

そしていつも通りの学校が終わり、

帰り支度をして一旦寮に戻ろうとした時に

凛から声をかけられた。

凛｢なぁ、今度の休み暇か？｣

美咲｢うん、今のことろはなにも予定はないよ｣

凛｢じゃあ、今度の休みどっか出かけようぜ。｣

美咲｢ん、いいよ、楽しみにしてるね！

それじゃあ、行ってきます^^｣

凛｢おう、気をつけてな！｣

美咲｢はーい！凛も部活頑張ってねー！｣

って凛、急にどうしたんだろう…？

まぁ凛と出かけるのは楽しみだし

今日の病院は頑張れそうだなー

とか先のことを考えながら、寮で

泊まりの準備をして外泊届けを提出してから

病院に向かった。

病院では特になにも言われるとこはなく

いつも通り経過観察になった。

吸入器だけは処方してもらってから

早めに終わったので岩鳶に顔を出した。

岩鳶には、ハルにまこちゃん、それに

渚もいた。そして新しく入った怜

という子もいた。

みんな相変わらずだった。

それになりより江ちゃんがいた。

岩鳶の部活を見学しながら、江ちゃんと

いろいろ話をした。

凛は高校に入ってからほぼ江ちゃんと

連絡を取ってないみたいで心配していた。

凛には言ったら怒られるだろうけど

江ちゃんにはいろいろ話した。

凛も鮫柄で頑張っていること。

そうしているうちに岩鳶の部活が終わった。

江ちゃんは途中まで帰路は一緒だけど

途中からは別になるので別れた。

それからはハルとまこちゃんと3人だった。

真琴｢なんだか久しぶりだね、3人で帰るの｣

遙｢そうだな｣

真琴｢美咲、身体は大丈夫？寒くない？｣

美咲｢うん、大丈夫だよ。ありがとう、まこちゃん｣

遙｢今日病院だったんだろ？どうだったんだ｣

美咲｢相変わらずだってさ。また1ヶ月後に病院だよ｣

真琴｢そっかぁ…。相変わらずなんだね…｣

美咲｢でもここ最近はほとんど喘息も出てないし

大丈夫だよ！喘息さえなければ普通だから！｣

遙｢そうか。｣

真琴｢そうだ！今日はせっかくだからハルも

うちでご飯食べなよ！美咲も居るし！｣

遙｢そうだな。後で行く。｣

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