【ヒロアカ】媒介者。【文スト】 (ページ46)

今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:178,606 hit

46 ページ46

月下獣によって五感が研ぎ澄まされる。

白い獣の耳は2人の足音を聞いた。

「爆豪！轟！誰でもいい！誰か＿＿＿＿光を!!!」

獣に変化している為か私の名前は呼ばれなかった。

障子の後からついてきたのは暴れる闇を持った常闇。

…もはや闇の方が主体だと思う。

「肉～ダメだァあぁあ...その子たちの断面を見るのは僕だァあ！横取りするなぁぁぁぁぁ！！」

「強請ルナ三下！！」

敵を圧倒した黒影はその力を爆豪達に向けた。

このままでは危ない。

体を咄嗟に半獣化させ、黒影の攻撃から障子と轟を引っ掴み爆豪を蹴飛ばすことで身を守る。

「徳田！」

『五月蝿い』

個性は異能力者に効かない。

黒影を沈静化させる為に隙を見て懐に飛び込み触れると元の常闇の姿に戻った。

ぽす、と倒れた常闇を肉球のついた手で受け止める。

「徳田か…すまない、礼を言おう」

『問題無い』

眉をしかめた常闇を立ち上がらせると障子達が駆け寄ってくる。

「常闇！無事か!」

常闇を障子に預け何か言いたそうな爆豪へと向き直る。

聞きたいことが沢山ある顔。
拷問には強くとも感情が外に出ている。

マフィアにはなれないだろう。

…まぁ最も、なる必要も無いのだが。

「おいてめぇ！個性2つ持ちか!?なんで隠してやがった」

『異能だ』

「…は？」

お前正気かよ、みたいな顔するな。

『さて、如何しようか』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

残機マイナス突入型個性【ヒロアカ】

見てくだせぇ！しょぼ○のアクションとかいうとっっても楽しい()ゲームの個性で頑張るお話です！！！