【ヒロアカ】媒介者。【文スト】 (ページ19)

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「雄英体育祭が迫ってる！」

「「「「クソ学校っぽいのきたぁぁぁ！！」」」」

…なんだそれ。

近くの席の八百万に聞こうとしたらご丁寧に話し始めている。

『ヒーローになる為の第1歩、ッてやつかなァ』

まァUSJの事があったし私と敦くんは護衛か。

良くてポートマフィア以外の組織への牽制として出るくらいか。

まァいい、イベントなんて平和すぎる。

もっと殺伐とした方がお似合いだ。

…嗚呼でも、敦くんは出させてやりたかったかなァ。

鏡花ちゃんに見せたら喜ぶだろうに。

鏡花ちゃん連れて来て欲しいと太宰さんに頼んでみようと思って携帯を開いたのはいいけど昨日入水したから壊れたって言ってたの忘れてた…

また今日も探偵社行かないと行けないのか之は。

「＿＿＿＿＿＿＿調子乗ってっと足元ゴッソリ救っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

『分かったから出口塞いでないで退いてくれねェか？用事が有るンだ、ヒーロー志望なら人に迷惑かけるなよ』

頼む退いてくれ出れないんだ。
このあとはオールマイトに緑谷出久との関係を問い詰めて敦くんのご飯作ってヨコハマ行って太宰さんの携帯を新しくして探偵社行って体育祭の話して帰って来ないといけないンだ。

『頼む私の睡眠時間を削らないでくれ、退いてくれたらお礼に爆豪勝己を殴る権利をあげるから』

「勝手に変な権利作ってんじゃねぇよクソ重力女!!」

爆豪勝己の声を無視して仮眠室へ向かう。

上にアガりゃ関係ねぇとか青春？とかいう声が聞こえた。

私17歳だから歳上なんだよなぁ…ンなのに此処入るの可笑しい。更に言うと敦くんが入るのも可笑しいと思う。

まァ別に任務とかで酒も男も煙草も殺しも一通り経験してるけど。

拷問は得意じゃ無かったな、相手が吐くか死ぬかのギリギリを見極めるのが難しい。

それは経験とカンでやるらしいからまだ私にははやい、らしい。と姐さんに言われた。