【ヒロアカ】媒介者。【文スト】

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「あの！オールマイトについて何か！」


朝学校に敦君と行くと話しかけられる。
マスコミ嫌いなンだけど、そんな私の呟きを気にせずテンションが高くなる敦君。


「Aさん!テレビですよテレビ!」

『いや君指名手配犯じゃン、映っていいの？』


どっかのやちゅがれにバレたらどうするんだ、と続ければ真っ青に。


「指名手配犯!?ちょっと詳しく教えて下さい!!」


嗚呼、煩いなァ。



『黙れよ』

「ヒッ!!」


すこーし殺気を込めて睨むだけでリポーターは黙る。塵芥かよ。


序に近くで巻き込まれていた緑谷出久を助けといた、ら。


「あ、ありがとう!徳田さんだよね？」

『おー合ってる、よろしくなァ』


敦君と別れた後に後ろから話しかけられる。
おい手前麗日には吃るくせに私には吃らないとか巫山戯てんのかァ？

...男らしいから緊張はするけど麗日程ではないと。


まァポートマフィアの女に緊張してたら一瞬で首掻っ切られるわな、ある意味いい判断だ。




「＿＿＿＿学級委員を決めてもらう」

「「「「学校っぽいのキター！！」」」」


学級委員？なんだ其れ？


分からないから隣の席の八百万に聞く。



『なァ学級委員ってなんだ？』

「クラスを纏める責任ある立派な仕事ですわ!!Aさんの学校にはありませんでしたの?」

『ん、無かったなァ』


...。


『いや名前呼びになってんじゃねェか』

「い、いけませんか...てっきり友達というものになれたかと思いまして...」


命狙われても知んねぇぞ、という呟きは心の中に仕舞っておく。



『好きにしろ』


「はい！」



おいコラ織田作、私を友達とか言う酔狂な奴此処に居たわ。
御前すげぇな。


空の上で咖喱食ってるだろう彼奴に薄く笑った。

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