ツンデレカップル K・F

自分の心が分からない？ ページ49

youside









〜次の日の朝〜









貴「んぅ……」









目を覚ませば隣でスヤスヤと気持ち良さそうに眠る風磨









腰には腕がまわされており、布団の中の自分の格好を見て昨日の記憶が蘇る









貴「うわ…絶対風磨に叱られるじゃん」









逃げようにも逃げられないこの体制。まるで最初から仕組まれているかのよう









とりあえず風磨が起きるのを待つしかない。絶対あり得ないけど起きないでくれと願う私









当たり前ながらそんな願い叶うはずもなく、風磨が目を覚ます









貴「お、はよ」









私のぎこちない挨拶に『ん』の一言で返す風磨。もしかして忘れてたり？









貴「朝ごはん作るからさ…離して？」









そういうと以外とすんなりとほどける腕。怒ってないかもという安心感と以外とすんなり離れた腕に寂しさを感じた









私よ…いったいどっちなんだよ。と自分に聞くことしかできない









パジャマを出すのが面倒だから、どうせすぐシャワーを浴びるからということで昨日着ていた洋服を着る









朝食を作り終え、風磨を起こしに行く









貴「風磨ー朝ごはんできたから起きて！」









以外とすぐに起きてリビングで待つことに。なんか今日色々と簡単すぎじゃない？









風磨がきたから朝ご飯の用意されてる席につく









貴/風「いただきます」









無言の朝食は結構辛いが、無事食べ終え食器を片す









怒ってないとか思ったけどこれ絶対怒ってる









シャワーを浴びに行こうとすると腕を捕まれキッチンの壁に追い詰められる









風「その前に聞きたいことあるんだけど」









なんとなく聞かれる内容は分かってたけどあえて知らんぷり









風磨のこんな怖い顔見たの初めてかもしれない

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