恋愛ゲーム～kazunari ～2 (ページ6)

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おかえりのくだりページ6

ピンポーン

ゲームをしてたら、インターフォンが鳴った。
それもマンションの玄関のじゃなくて、家の方のインターフォン。

誰？なんか怖いんだけど…

奈々はもう鍵持ってないし…

マネージャー？？

いやさすがの山ちゃんでもいきなり家まで来るって事ないし…

知らない人だったら無視しようと、おそるおそるカメラを起動した。

あれ？
Aじゃん。
相葉さん帰ったのね。
俺の事、気にしてくれてたんだ。
可愛いとこあるじゃん。
インターフォンの通話を押した。

和「どうしたのよ？」

(どうしたって来たんだけど…ダメだった？)

和「ダメなはずないでしょうがっ。ここまで入ってきたなら、合鍵で入ってきなさいよ。」

(だってーー。)

和「だってじゃないよっ。」

(開けてよーー。)

和「鍵の開け方位しってるでしょーよ？」

(知ってるけど…)

和「けど、何？」

(…おかえりのくだりして欲しいのっ。)

和「は？おかえりのくだりって何よ？ﾌﾌﾌ(笑)まーいいわ。ちょっと待ってて。」

(はーい♪)

おかえりのくだり？って何なのよっ(笑)
意味解んないんですけど(笑)
でもまーーこんな所も素直に可愛いなって思うんだよね。

俺は、玄関まで行って鍵を二つ開けて、扉を開けた。

じゃあ、蔓延の笑みのAが立ってた。

和「ﾌﾌﾌ(笑)また、酔ってんのかよっ(笑)」

「そんなに飲んでないよ？」

和「そう？かなりご機嫌さんだよ？あなた。」

「和に会いたかったからねっ！」

和「嬉しい事いってくれんじゃん…早く入って。」

「おかえりのくだりは？」

和「とりあえず、入らないと出来ないでしょ？」

「そーだねっ♪楽しみぃー。」

和「いや、そんなにハードル上げないでよ？」

「ﾊﾊﾊ(笑)」

和「いや、ﾊﾊﾊじゃないよね？」

「お邪魔しまーす。」

和「あなた、私の話聞いてる？」

「聞いてるよっ。さぁ入りましたっ。お帰りなさいのくだり宜しくっ♪」

和「解りましたよ。」