最低だ ページ24
俺は、トイレで用を足して、そのまま個室に戻った。
和「あーーれ？Aと相葉氏は？」
「いや……なんかね？Aがトイレ行くって行って帰ってきたら涙目でさーー、気持ち悪いから帰るって言って、雅紀が送って行った。」
和「えっ？そうなの？」
「そんなに飲んでたっけ？具合悪かったのかな？」
和「元気そうだったけどね？」
「あっ、あれかな？」
和「何？」
「まぁくんと一緒に帰りたい大作戦(笑)」
和「かもね？」
ちょっと待って。
見てた？
見てたよね。
はぁーーー何でよりによって元カノといる所見ちゃうかなー。
どこまで見てたんだろ？
キスされた所まで見ちゃたかな？
誤解したよね？
いや、そらするよね。。
で、相葉さんと帰るって…ないわーー。
あーーー、もうーーーなんなのよ。。
最低だ。。
でも、逆に俺の事気にしてくれてるって事？？
相葉さんの事忘れてくれたの？？
ゲーム終っちゃた？
でもゲームってものわさ、気持ちよく終わりたいじゃない？
達成感が醍醐味じゃん？
なんか、、違うよね。
この展開…
今、相葉さんとなに話してんだろとか…
やっぱやり直すみたいな話になってたらどうしようとか…
頭の中があなたでパンパンで…今すぐにでもあなたに会いに行きたかったけど……
相葉さん…と居るんじゃ無理だよね。。
祐輔がトイレ行ってる隙に、Aにラインをした。
【相葉さんと別れたら、電話して。】ってね。
既読になるのを待ってたけど、その日に既読になって返事が来ることは、なかった。。
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作者名：yuri
| 作成日時：2015年5月14日 13時
