恋愛ゲーム～kazunari ～2 (ページ13)

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相葉さんの相談ページ13

ビールをニ杯飲み終わったあたりで、相葉さんから電話がかかってきて、複雑な気持ちで相葉さん家に行った。
先に風呂に入らせてもらって、ビールを、飲みながらたわいもない話をしていた。

和「無理でしょって、だって私ここに居るのよ？」

雅「そら、無理だわっ(笑)キャハハハハ(笑)あー、そう言えばAとあれから、仲良しみたいじゃん？」

和「仲良しつうか…何？嫉妬してんの？」

雅「な訳ないじゃん。面白い子でしょぉーーー？」

和「そうだね。なんか気を使わなくていい子だよね。」

雅「そうなんだよなー独特の空気感があるっつうか…一緒に居たら心地良いつうか。。あのさーー、、」

和「ん？」

雅「俺さーー、Aにもう一度やり直さない？って言おうと思うんだけど、、」

和「そうなの？」

雅「でも、やっぱどうしようかなって、、すげー悩んでて……ニノは、どう思う？」

和「どう思うって…相葉さんがそう思うんだったら、いいんじゃない？やり直したいんでしょ？」

やり直すって。。
相葉さんが告白したら、絶対付き合っちゃうじゃん。

俺は、素直じゃない。
そんな事自分が一番解ってる。
いつもそう、みんなが言ってる事を、そうだね？そうしたら？って角が立たないように、言ってしまう。
争い事が昔から苦手だ。
ここで、俺も好きなんだよね？って、言った所でややこしくなるのは目に見えてる。
あえて、危険な壁は登らない。
壁があるなら、無い所を探して進みたいんだよね。
いつもならこんな俺でも気にも止めないけど、素直じゃない自分に少し苛立った。

でも、止められないんだよね…俺ってこういう人なのよ。。
俺が口を挟める立場でもないからさ。