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緑「ごちそうさまでした」
青「神ちゃん！ここ教えてや」
俺のごちそうさまを合図にノートと教科書を広げた流星
指さされた問題を教える
てか、流星が勉強って珍しすぎひん？
青「おぉ！じゃ、これをこうすればええってことやな？」
緑「せやで」
最近授業なんて受けてへんからあれやけど…
めっちゃ簡単やな！？
俺の中学レベルやで？？？
んー…流星には悪いけど眠いね
青「あ、今日は俺送ってく」
緑「はぁい…お願いします」
ウトウトしてた…笑
その間も流星はどんどん問題解いていく
数学終わって次は英語
緑「休憩とかしんの？」
青「5時間くらい寝そう…」
緑「じゃ、休憩なしやな」
5時間くらいって、寝すぎちゃう？
あ、お前が言うなって？うん、俺も思った笑
数学とは違って英語は全然手が動かない流星
ちらっと見ると分詞構文の単元
青「…わからん……」
緑「1から説明したる」
そうして20分くらいかけて仕組みを説明
そっから10分かけて解き方を説明
その後問題解かせたらさっきとはうってかわって解くスピードが早い
青「解けるっ！！」
どっかの塾のCM並に
開いた窓から珍しくサラッとした風が吹いた
緑「…ぁ、虹」
青「ん、？…ほんまや」
最近曇り続けていて、久しぶりに太陽が見えた
綺麗な大きな虹が空に架かっていた
1枚だけ、写真撮る
青「…写真撮るん好きなん？」
緑「ん、まぁね」
青「俺も好き」
休憩として写真の話をする
俺が撮った写真を見せたり、流星が撮った写真を見せてもらったり…
緑「…ここ……」
1枚の風景の写真が目に止まった
青「俺な、引っ越してきたんよ。ここは前住んどったとこ」
見覚えのある風景やった
俺がここへ来る前に住んでいた場所やったんや
ふと顔を上げた
当たり前のように目の前は流星の顔
無意識ながらに耳についてるピアスを見ていた
青「ぁ、望から電話や」
そう言って電話に出るまで俺はただぼーっとピアスを見ていた
何分経ったのかも、なんの話しをしていたのかも、全部わからなかった
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佑妃奈(プロフ) - 久しぶりに更新されて嬉しいです！これからも応援してます (2021年10月8日 16時) (
レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
ayumi(プロフ) - 読みやすくて、おもしろいです。続き、楽しみにしています。 (2021年5月12日 9時) (レス) id: 839e0873a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱ ふ ぇ | 作成日時：2020年12月15日 18時
