あかいろてんち.2 (ページ3)

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赤「ぁーん…かみた、これおいし！」

緑「ほんま？ありがと」

神ちゃんの横でもりもり朝ご飯食べるしげ

神ちゃんの向かいでもりもり朝ご飯食べる照史

俺と淳太は朝からそんな食べられへんからちょっと羨ましいねんな

俺は普通にご飯やけど、淳太に至ってはフルーツやからな

あぁ、神ちゃんもフルーツの割合多いわ笑

赤「……きゅーり…」

緑「ん？どしたん？」

赤「…だぁき、きゅーりないない…」

黄「ちゃんと食べなかんで」

赤「ないない！」

やっぱりきゅうり嫌いなしげちゃん

でもここは照史に任せれば食べてくれんねん

橙「え、しげきゅうりいらんの？」

赤「ん！」

橙「もんちがせっかく作ってくれたのに！？」

赤「…ん…」

橙「じゃあ俺貰ってもええ？もんちのご飯大好きやから！」

赤「…め！」

橙「え、あかんの？」

赤「だぁきの！！」

大好きな神ちゃんが作ったってことを再確認して、もらおうとすると絶対頑張って食べんねん笑

この年代の子は自分の物を取られることや大好きな物を取られることをめっちゃ嫌がるんやって照史が言うてた

もちろん、ちゃんと食べれたら大好きな神ちゃんからご褒美がある

頭撫でることやけど…

しげには嬉しいことやろ！笑

緑「ごちそうさまでした」

赤「ん…」

緑「…袖離してー？」

神ちゃんが立ち上がると左手で神ちゃんの袖をギュッと掴む

そんで慌てて残っとるものを食べる

緑「お茶持ってくるだけやからな？」

赤「…め」

黄「離さな嫌われてまうよ？」

赤「や！」

しげが離して、神ちゃんも立ち上がる

空になった食器をシンクまで持ってってくれんねん

しげは神ちゃんを目で追いながら淳太に食べさせてもらっとる

しげは神ちゃんを中心として生きてまっせ笑

赤「ごちちょーちゃま！」

ようやく食べ終わったしげちゃん
食器をシンクまで持ってって神ちゃんに渡す

ニッコニコで神ちゃんに抱っこしてもらって洗面所に消えた

食器洗いは淳太の仕事

俺の仕事は洗濯物を干すこと

てなわけで２階行ってきます